初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

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格安SIMという名称では誤解を招くからちゃんとMVNOについて学びましょう



最近、「格安SIM」や「格安スマホ」という言葉を目にすること多くなったんだけれど、これは恐らくMVNOのSIM(とそれらのサービスで利用できるSIMフリスマホ)のことを言っているんだろうと思ったんだけど、値段が安いには色々と理由があるわけでその辺をちゃんと調べて購入する人はいいと思うんだけど"格安"につられて飛びつく人も多いので知っていることを適当に書いた。適当なので信頼性はないのである。

そもそもSIM(SIMカード)とは

SIMカード(シムカード、Subscriber Identity Module Card)とは、GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたICカード

SIMカード - Wikipedia

普通の携帯電話(ガラケー)やスマートフォンの中に入っているICカードのこと。そのカードに電話番号やその他識別番号が割り当てられており、それを通信事業者側のネットワークで識別して利用できるサービスを制御している。本体とSIMカードは独立しているのでSIMカードを入れ替えるとその端末は別の電話番号を持つことになるし、使えるサービスも変化する。極論すれば毎月支払っている費用はこのカードに紐づく*1。ということで、SIMカードと端末本体は別のものであるという点は抑えておくべきポイント。

格安SIMとは

格安SIMとは、大手携帯電話会社ではなく、プロバイダーなどの通信事業者や家電量販店など、さまざまな事業者が販売しているLTE/3G通信サービスのこと(図1)。サービスを申し込んで入手する「SIMカード」[注]を、対応しているスマホやタブレットに挿すと、携帯電話会社と同様にLTE/3Gで通信できるようになる。

スッキリわかる! 格安SIMの疑問 - 日経トレンディネット

ここで言う、"大手携帯電話会社ではなく、プロバイダーなどの通信事業者や家電量販店など、さまざまな事業者"というのが「MVNO(仮想移動体通信事業者)」、"大手携帯会社"のことを「MNO(移動通信事業者)」という。もう少しわかりやすそうな説明をみよう。


MNO | 用語集 | KDDI株式会社

MNO(移動通信事業者)

MNOとは、移動体通信事業者のこと。携帯電話などの移動体通信機器で使われる通信回線網を自社で設置、運用し、独自に通信サービスを提供する。国内ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル、ウィルコムなどがMNOにあたる。

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)

これに対し、自社で回線網を持たず、MNOの回線網を間借りしてサービスを提供する事業者をMVNOという。

つまり、MVNOというのはドコモやKDDIの回線網を間借りしてサービスを提供しているということ。全国津々浦々で快適に利用できる回線網を構築、維持するにはそれこそ何千億もの資金がかかるんだけれども、それを間借りしてサービス提供しているので毎月の使用料が格安になっているわけである。

格安SIMの種類

系統による違い

格安SIMは、MVNOが回線網を借りているMNOによって大きく2つに分類できる。

MNO 主なMVNO
ドコモ 日本通信,IIJmio,OCNモバイル
KDDI mineo,UQ mobile

ソフトバンクモバイルのMVNOははまだないはず*2

MVNOのサービスは結局MNOの回線網を借りて提供しているので、MNOの以下の属性を引き継ぐ。

  • サービス提供エリア

首都圏であれば特に問題はないのだけれど、地方では結構重要なポイントかもしれない。自分が住んでいるエリアが充実しているかによって選択するのもひとつのポイントとなる*3

  • 利用可能な端末(スマホ)

格安SIMというのは、あくまで通信回線の話であって、それとは別にスマホを用意する必要がある。利用できるスマホとしては、格安スマホと呼ばれているSIMフリスマホ以外にもそれぞれのMNOが回線とセットで販売しているスマホが使える*4。所謂キャリアのロゴ入りのスマホ。この辺は長いので省略。

機能による違い

格安SIMは、各MVNOも利用できる機能に応じて概ね3種類のものを提供している。

種類 データ通信 SMS 音声通話
データSIM
データSIM(SMS付)
音声/データSIM

データSIMは電話番号はあるけれど、データ通信しかできない。データSIM(SMS付き)は、データ通信にくわえて電話番号宛のSMS(ショートメールサービス)が利用できる。音声/データSIMはそれにくわえて音声通話もできる、つまり普通のSIMと同じ。当然使える機能が多い方が当然月額の回線利用料は高くなる。
ガラケーと2台持ちして音声通話とSMS・キャリアメールはガラケー、データ通信は格安SIMでスマホでという人はデータSIMでも概ね問題はないが、セルスタンバイ問題*5やらLINEなどのSNSを利用する場合にSMS認証とかが多いのでデータSIM(SMS付)が無難かもしれない。

格安SIMの注意点

ネーミングの通り値段に注目しがちではあるが、値段だけで考えて飛びつくと痛い目にあうので注意。

回線品質

MNOと比較して回線品質は劣る。というか保証されない。値段考えれば当然であるが、使ってみないとわからないのが人間。品質に拘るなら素直にMNO間をMNPしたほうがいい。それと同じMNOの回線を利用しているMVNOでも、それぞれの品質は異なる。これもMVNOの提供会社の考え方が如実にあらわれている。


1000円を切る格安SIMで快適に“高速通信”できるのか 実測してみた (1/3) - ITmedia Mobile

因みに「通信制限無で月額1000円以下」みたいな売りのサービスは利用者が殺到して朝夕の通勤時間帯や昼休み等の再繁時間帯は酷いことになるらしいのでそこら辺も見据えて格安SIMを選ぶほうがよい。MVNOによっては利用期間縛りが付いている所もあるので注意しよう。

キャリアメールはない

契約によってはSMSは使えるけどiモードとかのキャリアメールが使えない。データ通信が使えるのであれば普通のEメールができるから問題無い人は大丈夫。でも、今ガラケーを使っていて、ガラケーのメールで登録したサービスがそのまま使えるかはちゃんと調べた方がいい。我が家の場合は病院の予約メールがキャリアメールじゃないとダメというのがあった。


我が家が2台持ちからMVNOスマホ1台持ちに移行できない理由 - 初老のボケ防止日記

サポートが手厚くない

MVNOの回線はMNOのものなので、通信障害がMVO側で発生したところでMVNOではどうしようもない。だからMVNOに文句いっても意味は無い。また、端末もMVOみたいに自分のキャリアのロゴ入り端末を販売していないので、格安SIMで利用している端末に関するサポートも基本は行ってないと思う。そこら辺のサービスをなくしたから現在の価格を実現できているのでそこは最初から自分でどうにかできる人でないと辛い。というかそれぐらいの覚悟を持って飛びつくべき。

最後に

既に利用している人に相談するのもいいけれど、相談される側も色々と説明するのもしんどいのでそこら辺を汲み取って欲しいなあ。じゃなければ今まで通りキャリアサービスを使いましょう。

*1:端末本体の割賦代金を除いた話

*2:ワイモバイルがそうだというのは言ってはいけない

*3:といってもドコモとKDDIなら問題はなさそうであるが

*4:iPhoneについてはよくわからないのでご自分で調べてください

*5:データ通信はできるんだけど、アンテナレベルが非表示になっていたり、バッテリ消耗が早くなる。最近の端末(OS)はもう大丈夫なのかも

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