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初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

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オッサンが史上最強のLenovo ThinkPad P70をさわってみた(後編)

PC


「おーい磯野ー、ベンチマークしようぜー」

※今回の記事も前回に引き続きレノボ・ジャパン主催レビューコンテスト応募記事です。

前回は外見に関するレポートであった。

osa030.hatenablog.com

今回は内面に関するレポートをお届けしたい。

適当にベンチマーク測定してみた

せっかくのモンスターPC(以下、モンP)をお借りしたので、いったいどれ位のモンPなのかもしかして伝説モンPじゃないのかと興味が湧いたので所有PCと比較してみた。比較したのは前回同様のこの2台。

  • SONY VAIO S15
  • Panasonic Let's note CF-SX2

なお、オッサンは今までベンチマークとかやったことないので

あくまで雰囲気重視で。


測定項目

以下の項目についてベンチマークを測定してみた。

  • CPU
  • メモリ
  • SSD
  • GPU

測定方法

項目ごとに以下のソフトで測定。

項目 ソフト URL
CPU CPU-Z CPU-Z | Softwares | CPUID
メモリ CrystalMark 2004 CrystalMark 2004 - ソフトウェア - Crystal Dew World
SSD CrystalDiskMark CrystalDiskMark - ソフトウェア - Crystal Dew World
GPU 3DMark 3DMark - test your graphics card with the gamer's benchmark

測定結果

測定結果を項目ごとに見てみましょう。

CPU

まずはCPU-ZでみたThinkPad P70のCPU情報とベンチ結果はコチラ。

  • CPU情報

f:id:osa030:20160403221326p:plain

  • ベンチ結果

f:id:osa030:20160403222234j:plain

うーん、オッサンはどっとかというと中華が好きだからバーミヤンがいいかなあって、それは

すかいらーく。

さてと、満足したので結果を記そうかね。対象機種のCPUは以下の通り。

Lenovo ThinkPad P70 Intel Xeon E3-1505M v5 Skylake
SONY VAIO S15 Intel Core i7 3612QM Ivy Bridge
Panasonic Let's note CF-SX2 IntelCore i7 3540M Ivy Bridge

結果はコチラ。

f:id:osa030:20160405222939p:plain

あ、圧倒的じゃないか(主にMultiThread時)。

メモリ

ThinkPad P70 のメモリベンチの結果はコチラ。

  • ベンチ結果

f:id:osa030:20160403222240j:plain

対象機種のメモリは以下の通り。

Lenovo ThinkPad P70 16GB PC4-17000 DDR4 ECC
SONY VAIO S15 8GB PC3-10600 DDR3L
Panasonic Let's note CF-SX2 12GB PC3-10600 DDR3L

所有PCはどちらも増設してある。

結果はコチラ。

f:id:osa030:20160405222947p:plain

な、なんじゃこりゃぁあああ。

SSD

ThinkPad P70 のSSDベンチの結果はコチラ。

  • ベンチ結果

f:id:osa030:20160403222253j:plain

対象機種のSSDは以下の通り。

Lenovo ThinkPad P70 Samsung SM951a MZVKV512HAJH-000L1 512GB NVMe RAID 0(512GB * 2)
SONY VAIO S15 Intel330 SSDSC2CT180A3 180GB SATA 3.0 本体MBはSATA 2.0
Panasonic Let's note CF-SX2 Samsung SSD 840 EVO 250GB SATA 3.0 本体MBはSATA 2.0

所有PCはどちらも換装してある。なお、SamsungのEVOシリーズには「RAPIDモード」っていう界王拳みたいなのがあるんだが、今回の記事では禁じ手として封印している*1

結果はコチラ。

f:id:osa030:20160405223000p:plain

もんげーーーーーー!

GPU

以下のソフトでThinkPad P70のGPU情報を調べてみた。

GPU-Z Video card GPU Information Utility

  • GPU情報

f:id:osa030:20160403221421p:plain

ベンチ結果はコチラ。

  • ベンチ結果

f:id:osa030:20160403222310p:plain
f:id:osa030:20160403222318p:plain

所有PCについては、実はベンチ実行中にPCがフリーズしたり結果レポートを表示する前にエラーが出てしまったので。GPUについては不戦勝状態である。そんなことはそもそも戦う前からわかりきっていたのだがデモムービーを見たかったのでついつい実行してみたのだ。ということで後悔はしてない。

さて、ここまではウォーミングアップ。ラジオ体操程度なもんだ。

仮想環境でベンチマーク測定してみた

さて、いよいよ本編に入るぜ。オッサンは一応ITエンジニアでっていう分野に入る人間であり開発者のはしくれでもあるので仮想環境をよく使う。

仮想環境とは

一応知らない人向けに。

仮想化環境とは|仮想環境|virtualized environment - 意味/定義 : IT用語辞典

仮想化環境とは、コンピュータ上にソフトウェアによって仮想的に構築されたコンピュータ(仮想マシン)が備える仕様や機能の総体のこと。

うーん、誰もわからないなコレは。つまりは

あるPCのOS上に仮想的なPCを作成してその上でOSを実行する環境のこと。

え?わからない?じ、じゃあ図だ。図。

  • 物理環境

f:id:osa030:20160403233914p:plain

普通は、OSを動かすにはPC(ハードウェア)が必要。つまり、PCとそのPC上で動作できるOSは1:1。複数のOSを同時に使いたい場合はPCがOSの数だけ必要。

  • 仮想環境

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ところが、最近のPCはメチャクチャ性能がよくなったので、OS上でPC(ハードウェア)を仮想的に作ってその上でOSを動かすことが可能になった。これが仮想化と呼ばれる技術なのであるッ!

仮想化のメリットは山程あるのだが、開発者視点で考えると以下の3点かなと。

  1. 自分のPC上に開発用PCを準備することができる
  2. 誰にも気を遣わずにガンガン使える、作り直せる
  3. ノートPCで構築すればいつでもどこでも(ネットワークが繋がっていなくても)開発ができる

実際、仮想環境のおかげで自宅で仕事とかもできるようになったから仮想環境万歳である。さて、脱線はコレくらいにして本編に戻ろうかね。

仮想化ソフト

仮想環境の性能は、実際のところは仮想環境を構築するための仮想化ソフトによって変わるのだが、開発時に一番使われている仮想化ソフトはVirtualBoxだと思うので、今回はそれを使おう*2。なお、Vagrantというツールで仮想環境としてVirtualBoxを立ち上げると開発中は色々と捗る。

ソフトウェア バージョン URL
Vagrant 1.8.1 Vagrant by HashiCorp
VirtualBox 5.0.16 r105871 Oracle VM VirtualBox

仮想環境のベンチマーク測定方法

Linux向けのベンチマークとして有名なものがあったのでコチラを使うことにした。

UnixBench

UnixBenchの詳細はこちらの記事が詳しいので気になるヒトはみてちょ。

UnixBenchでベンチマーク - IDCF Tech-Blog

測定対象

勿論コレ。

  • Lenovo ThinkPad P70
  • SONY VAIO S15
  • Panasonic Let's note CF-SX2

各PCの仮想マシン設定

せっかくPCの性能が違うので、仮想マシンの設定も2パターン用意し、それぞれの設定で仮想マシンを起動してベンチマーク測定しました。

全て同一設定(パターンA)

全てのPCで同一の設定を使ってみるパターン。純粋にPCの性能差が現れそうなので。

製品 vCPU メモリ
ThinPad P70 1 512MB
VAIO S15 1 512MB
Let'snote CF-SX2 1 512MB
PCのスペックから計算して設定(パターンB)

全てのPCでHWのスペックに応じて設定を変えるパターン。以下の計算で設定を変えている。

  • 「実PCの論理プロセッサ数(NumberOfCores)/2」を仮想マシンのvCPU数として設定
  • 「実PCの実メモリ(TotalVisibleMemorySize)/4」を仮想マシンのメモリとして設定

算出結果による設定は以下の通り。

製品 vCPU メモリ
ThinPad P70 4 4GB
VAIO S15 4 2GB
Let'snote CF-SX2 2 3GB

測定方法

上記の仮想マシン上に以下のOSとSWを入れてベンチマーク測定をした。

  • OSはUbuntu 14.04 LTS Server
  • UnixBench 5.1.3を使用
  • 測定は「Run -i 5」を1回のみ

ソフトウェア開発において、Linuxで動くソフトウェアを開発する場合は圧倒的にサーバとしての用途が多い。その場合、WindowsのようなGUIは必要ないので、今回のベンチマークでは描画関連は対象外とした。まあ、そもそも仮想環境のOSでグリグリ描画する3Dゲームが動くのかって話だが...。

測定結果

測定結果は以下の通り。

全て同一設定(パターンA)

f:id:osa030:20160405223017p:plain

PCのスペックから計算して設定(パターンB)

f:id:osa030:20160405223023p:plain

SingleよりもParallelが性能がよいのは、CPU-Zの傾向(Multi Thread時のスコアが高い)のと同じ理由って感じですかね。

パブリック・クラウドでもベンチマーク測定してみた

基本スペックが異なる、しかも旧世代のPCと比較してところで圧勝なのはやる前からわかりきっており、劇場版では男前なのにTV版ではスネ夫と共にのび太を苛めるジャイアンみたいなものでちょっと胸が痛い。ということで、今度はパブリック・クラウドサービスに勝負を挑んでみた。

パブリック・クラウドとは

パブリッククラウドとは|public cloud - 意味/定義 : IT用語辞典

パブリッククラウドとは、データセンター事業者などが、広く一般の利用者に提供するクラウドコンピューティング環境。顧客の要望に応じてソフトウェアやハードウェアの利用権などをネットワーク越しにサービスとして提供するデータセンターや、その中で運用されているサーバ群などのこと。

仮想環境を事業者が所有するデータセンター上のサーバに構築して利用可能なサービスの総称。何故"クラウド"なのかは多分スクエア・エニックスが知っています。いえ、全く関係ありません。リメイク版が待ち遠しすぎて雑に書きましたすいません。

測定サービス

パブリック・クラウドを提供している事業者はたくさんあるのだけれども、今回は以下の4つで試した。

  • IDCF Cloud
  • Microsoft Azure
  • Google Cloud Platform
  • Amazon Web Service

これらのサービスにした理由は、

初回利用特典で無料枠で利用できたから。

実のところ、オッサンはパブリック・クラウド童貞だったので、今回が初の試み。しかも4社もまとめて触っているので、もしかしたら使い方間違って請求がくる可能性はゼロではないのだが。それだけ体を張っているのだ。

測定方法

  • OSはUbuntu 14.04 LTS Server
  • UnixBench 5.1.3を使用
  • 測定は「Run -i 5」を1回のみ

測定する仮想マシンのスペック

どのサービス事業者も料金に応じていろいろなスペックの仮想マシンを選択できるのだが、今回はパターンAに似た最小構成を基本として、無料枠で利用できるものをいくつか試してみた。

IDCF Cloud

まずは国内の事業者のものから。

クラウドサービスならIDCFクラウド -使いやすく、パワフルwww.idcf.jp

リージョン*3は「東日本」を選択して以下のタイプの仮想マシンを作成。

タイプ CPU メモリ 月額
Light.S1 1CPU(0.8GHz相当) 1GB 500円
Standard.S4 1CPU(2.4GHz相当) 4GB 5,600円
Microsoft Azure(Azure)

続きまして、最近勢いが戻ってきたのはいいけれども人工知能が調子に乗りすぎちゃってゴメンね、なマイクロソフトのサービス。

azure.microsoft.com

リージョンは「東日本」を選択して以下のタイプの仮想マシンを作成。

タイプ コア メモリ 月額
Basic A0 0.25 0.75GB 1,670円
Standard A1 1 1.75GB 6,147円
Standard D1 1 3.5GB 8,348円
Google Cloud Platform(GCP)

Google様も実はサービスをしている。

cloud.google.com

リージョンは「asia-east1-a」を選択して以下のタイプの仮想マシンを作成。

タイプ vCPUs メモリ 月額
n1-standard-1 1 3.75GB $31.20

なお、ブートディスクはSSDである。

Amazn Web Service(AWS)

みんな大好きAmazonさん、実はパブリック・クラウド界でも巨人。みんなが利用しているサービスも実はAWSで動いているっていうことは少なくない。

aws.amazon.com

リージョンは「東京」を選択して以下のタイプの仮想マシンを作成。

タイプ vCPU メモリ 月額
t2.micro 1 1GB $6.57

なお、AWSの今回のタイプは「バースト」なる機能がある。

docs.aws.amazon.com

一定期間使ってないとゲージが貯まるのでゲージが残ってる間はCPUをフルパワーで使えるぞモード。

うむ。ファミコンのゲームっぽい。

ということで、バーストしている時としていない時でスコアが異なるので別に測定した。

測定結果

測定結果は以下の通り。

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う、嘘だろ…(驚愕)。

ThinkPad P70のスコアはPC上で他の仮想マシンが動いていない状態なので、クラウド上で稼働する仮想マシンと比較するのは間違いかもしれないが、アッチだって相当なハードウェアには違いないのだからこの結果は上々なのではなかろうか。

とどめに同時で複数VMを起動してベンチマーク測定してみた

最後に、これだけの化物スペックなのに仮想マシンを1台しか起動していないのはもったいない。ていうか情けなくて父ちゃん涙がでてくらあ。ということで、

どれだけ起動するか試してみようのコーナー。

測定方法

  • OSはUbuntu 14.04 LTS Server
  • UnixBench 5.1.3を使用
  • 測定は「Run -i 5」を1回のみ
  • 測定結果は同時稼働させたN台のスコア平均

測定する仮想マシンのスペック

  • パターンAと同じ。

この仮想マシン(VM)を、N台同時に起動して「よーいドン!」で測定開始する。

測定結果

測定結果は以下の通り。

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10台フル稼動しても大丈夫。

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実際のところは、6台同時稼働でベンチマークを走らせるとCPU使用率が75%程度で張り付くので、実用上その辺りが上限なんだろうけれども、調子に乗って10台同時稼働して常時CPU100%状態でもクラウド・サービスのエントリクラスのスペックは凌駕してしまうほどの力強さを見せつけてくれた。うーん、

ThinkPad P70、恐ろしい子。

これはGPUは使わなくとも開発機として使うのはアリでございます!

さて、気になる金額ですが...

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中古車買えるじゃねえかッ!

でも、クーポンを使うとものすごいお得ですので、ノートPCでクラウド環境構築したいヒトは是非。

www.lenovo.com

最後にLenovoさん、非常な高価なPCをお借りしてこのような駄文で大変申し訳ございませんした。でもこのスタイルを変えるつもりはないので今後もご縁がありましたらご連絡くださいませ。

*1:測定当初に忘れていて、複雑な気持ちになったのは内緒

*2:ライセンスの都合だったり、他のツールとの相性などなど

*3:リージョンっていうのは、実際のHWがおいてあるデータセンターの場所のこと。そもそもUnixBenchはネットワークのベンチをしないのでリージョンは気にする必要はないのだけれども、気分的に近いところをチョイス。

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