amazonのプライムラジオを試してみた
思春期に 中年から 初老に変わる 道を探していた 汚れも 残したままに
昼休みにいつものようにAmazonさんを眺めていたら、TOPページに見慣れない宣伝が。
ん、プライムラジオ? これは
Amazonプライム会員向けの新しいサービスか?
プライムラジオとは?
プライムラジオは、Prime Music対象の楽曲をジャンル別に、24時間いつでも、途切れることなくお楽しみいただけるラジオ機能です。J-POPやポップス、ジャズなど、お好みのジャンルステーションを聴きながら、親指マークが上を向いた"サムアップ(=お気に入り)"あるいは親指マークが下を向いた"サムダウン(=気に入らない)"を選択していくと、どんどん自分好みの楽曲が流れるステーションに変わっていきます。
音楽のエキスパートが選曲した、一定数の楽曲を決まった曲順でお楽しみいただくプライムプレイリストとは異なり、途切れることなく、ランダムに楽曲を再生するのが特徴です。
楽曲をスキップすることも可能です。さらに、気に入った楽曲やアーティストに出会ったら、その楽曲が入っているアルバムや、アーティストの楽曲一覧を参照することもできます。
新しい音楽の発見がきっとある、新しい機能。もちろんAmazonプライム会員は追加料金なしで聴き放題。是非お楽しみください。
って、これ
Amazonプライムミュージックで少し前から使えてる機能やないの。
プライムミュージックの良いところ
オッサンは過去に色々な音楽配信サービスを試したことがある。
その結果、現在ではAmazonプライムミュージックだけを利用している。
理由は、
月額定額料の元が取れそうもないから。
定額音楽配信サービス | 月額 | 提供曲 | 料金に含まれるサービス |
Amazonプライムミュージック | 330円程度 | 少ない | 音楽以外のプライム特典コミ |
それ以外の音楽配信サービス | 1,000円前後 | 多い | 音楽のみ |
Amazonプライムミュージック以外の音楽配信サービスは、月額の定額料金に見合うだけの提供曲数を揃えており、利用することで自分の知らない新たな音楽との出会うこともので、音楽にのめり込むタイプにはお得なサービスだと思う。逆にAmazonプライム会員の特典のひとつとして提供されているAmazonプライムミュージックは、提供曲数は他のサービスと比べれば少ないし、最新曲にいたっては殆どないので値段を無視して他のサービスと比較すると正直全然イケてない。
なのであるが、今まで色々な音楽配信サービスを利用してきた経験からすると
そんなに日常で音楽を聴かない
学生ならともかく、社会人となれば一日の大半は仕事をしている。平日は通勤時間を除けば自由な時間なんて殆ど限られるし、休日だって平日に積み残した家事や知人とのイベントや家族の付き合いなどで、何かをしながらBGMとして音楽をかけることはあっても、ガッツリ音楽と向き合う時間なんて殆どない。
自分で知らない曲を探すの面倒
殆どの配信サービスは、現在再生している曲から似ている曲をリコメンドしてくれるのだけれども、そもそも似ている曲は大体知ってるのだ。リコメンドを信じずに自らアーティストつながりで探していくこともできるのだが、膨大な楽曲のなかから自分の好みの曲を探すのは容易ではないし、そもそも何かをしながら音楽を聴こうとすると、わざわざ新しい曲を自分で探さない。というか、探すという労力をかけたくないので、知ってるお気に入りの曲を入れたプレイリストしか聴かない。でもって、お気に入りの曲はわざわざ音楽配信サービスを利用しなくても自分で購入したりレンタルしたりで音源を持っているものばかり。
つまり、
圧倒的な楽曲数を揃えている音楽配信サービスに加入したとところで、利用しないので無駄。
なのである。そう、まるで高い志を胸に抱いて加入したスポーツクラブみたいではないか。我々が求めているのはそんなものではない。お腹に巻いているだけで座って仕事をしていても寝転んでTVみても腹筋が割れてしまうほどの効果はないのだけれども、微妙にしまってきたかもしれないなあウンまあ見た目わからないけど本人満足してるからまあいいか的なモノなのである。つまり、
最新の曲でなくてもいいから好きなジャンルの曲をセンスよく垂れ流してくれて、でもって自由に曲をスキップしたり戻したりすることも可能で、さらにジャンルの中でも好き嫌いがあるので好みに応じてカスタマイズしてくれちゃうもの。
なのであるが、それが
Amazonプライムラジオなのである(ドンッ!)
ということで、簡単に使った感想を書く。
プライムラジオを使ってみた
例によってAndroid。普通にAmazon Musicアプリを起動する。
上部のタブメニューに「ラジオ」があるのでそれをタップ。
これがプライムラジオの画面。
最近再生したラジオタイトルと人気のラジオタイトルが一覧表示される。
「人気ジャンル」以外に以下のジャンルで表示させることができる。
ジャンル
- J-POP
- ポップス
- ロック
- ハードロック・ヘヴィメタル
- ブルース
- カントリー
- ソウル・R&B
- ヒップホップ
- ダンス・エレクトロニカ
- ジャズ・フュージョン
- クラシック
- レゲエ
- ワールド
- ラテン
- ニューエイジ・ヒーリング
- サウンドトラック
- キッズ・ファミリー
- 演歌・歌謡曲
ラジオタイトルのジャンルの変更はここから。ジャンルを選択するとそのジャンルのラジオタイトルが一覧表示される。各ジャンルには以下のラジオタイトルがある模様(2016年4月現在)。
J-POP
- J-POP
- J-POP 00年代・10年代
- J-POPバンド
- J-POPバラード
- J-POPインディーズ
- J-POPオルゴール
ポップス
- ポップス 70年代・80年代
- ポップス 90年代
- ポップス 00年代・10年代
- ポップス・バラード
ロック
- ロック 70年代・80年代
- ロック 90年代
- ロック 00年代・10年代
- ロック・バラード
- パンク
ハードロック・ヘヴィメタル
- ハード・ロック
- ヘヴィ・メタル
- シンフォニック・メタル
- スラッシュ・メタル
- モダン・ヘヴィネス
- ブルータル・メタル
ブルース
- ブルース
カントリー
- カントリー
ソウル・R&B
- R&B/ソウル
- R&B/ソウル 60年代
- オールディーズ
ヒップホップ
- ヒップホップ
- J-ヒップホップ
ダンス・エレクトロニカ
- EDM
- テクノ
- エレクトロニカ
- ハウス
- トランス
ジャズ・フュージョン
- ジャズ
- フュージョン
- フュージョン名曲集
- ジャズ・ボーカル
- J-ジャズ・J-ボーカル
- スムース・ジャズ
- スウィング・ジャズ
クラシック
- クラシック名曲集
- 交響楽
- 室内楽
- バロック
レゲエ
- レゲエ
- J-レゲエ
ワールド
- ボッサ・ノヴァ
ラテン
- ラテン
ニューエイジ・ヒーリング
- メディエーション
- ニューエイジ
サウンドトラック
- 映画音楽
キッズ・ファミリー
- お子様向け音楽
演歌・歌謡曲
- 演歌・歌謡曲
ちょっとヘヴィ・メタルとテクノが充実しがちな気がするけど、この辺は担当者の趣味に違いない。絶対そうだ。
今回はジャンル「ロック」で「ロック・バラード」のタイトルを再生してみる。
再生開始なう。
ラジオといいつつ、選曲をコントロールできる。これができないサービスは意外と多い気がする。でもってコレがプライムラジオの特徴なのだが、今聴いている曲に対して評価をつけることができる。
「サムアップ(=お気に入り)」を押すと、今後はその曲に似た楽曲を選曲してくれる。
「サムダウン(=気に入らない)」を押すと、今後はその曲を再生対象から外してくれる。なお画面イメージではデビッド・ボウイになっているが、実際はその前の曲に対して「サムダウン」を押したのだが、早すぎて映らなかった。
プライムラジオの感想
オッサンはプライムラジオをもう数週間前から使っているけど、基本的には料理とか掃除中に流しておけばいい。で、ときおり、再生中に「サムアップ」を押したり「サムダウン」を押してスキップしたりすると段々好きな曲しか流れなくなるのでスゲエなコレはと思った。月額1,000円のサービスなら当たり前だと思ってしまうが、他の色んなサービスがコミコミで月額330円程度で利用できるならかなりオススメである。なお、プライムラジオの楽曲は当然ながらプライムミュージックの提供範囲なので、新曲もないしマニアックな曲もないのだけれども、所謂懐メロ的なものはそれなりに揃っているので、BGMとして流す分にはなんら問題がないレベルである。
音楽と正面から向き合いたいヒトには物足りないかもしれないけれども、何かしてる時にBGMがあったらいいなというヒトで、Amazonプライムの他のサービスに魅力を感じるヒトであれば絶対に使ってみて欲しい。
- 学生さんなら2016/6/30迄は無料体験でポイント2,000円分付くらしい。