初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

デジファイ No.22特別付録ヘッドホンアンプのオペアンプを交換してみた

はじめてのオペアンプ交換。

オペアンプ

デジファイ No.22特別付録ヘッドホンアンプで動作確認がとれているオペアンプは以下リンクに記載されている。

store.stereosound.co.jp

上記リンクに記載のないオペアンプでも、規格があえば動作するのだろうけど、とりあえずこの中から選んでおけば確実。

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で、これがオペアンプ。撮影が下手なのでわかりにくくて申し訳ないのだが、基板に差し込む足の部分(左右4本ずつ、計8本)は、平たい形状をしており(平ピンというらしい)、力の入れ方を間違うとすぐに曲がってしまう。元々交換前提で作られているわけでもないので何度も抜き差しすると足が折れてしまいそうだ。そういう時はICソケットというものをかますとよいらしい。

akizukidenshi.com

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これがICソケット。

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足は丸ピンなのでオペアンプの平ピンよりも頑丈(だと思う)。

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素のオペアンプとICソケットつけたオペアンプ。シークレットブーツみたいなもんだ。

交換方法

オペアンプ交換時は当然電源はOFFの状態。なお、電源供給用のUSBケーブルを抜いても暫くはアンプ基板の電源LEDが付くのでそれが消えてから少し時間を開けたほうが安全だろう。

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筐体は奥澤Ozの「SCWV2200」。アフロダイAの胸みたいのは3.5mmミニジャックとXLR・3pin変換の「TOMOCA 変換コネクター 12-3.5J」。

www.case-okuzawa.co.jp

// ここに前回記事リンクいれる

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カバー上部の左右のネジを緩めて

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上に引っ張るとパカーンととれる。

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バランス接続の場合は左右それぞれオペアンプがあるので

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外して

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取り付ける。

ICソケット付きのオペアンプの場合は特に工具を使わなくても抜き差しできる。

なお、一番左にあるのがアンバランス用のオペアンプなので、アンバランスでオペアンプ交換したい場合はそれを交換すればよい。

オペアンプ聴き比べ

今回は以下のオペアンプを使ってみた

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メーカー 型番 価格(税込)
TI(テキサス・インスツルメンツ) OPA2134PA 300円
JRC(新日本無線) MUSES 8920D 480円

価格は秋月電子のもの。「OPA2134PA」はデジファイ No.22特別付録ヘッドホンアンプのアンバランス用に最初からついていたものと同じ。アンバランス接続とバランス接続の聴き比べ用に最初に購入したものだ。どうせなら、もっとハイエンドのお高いオペアンプにしてみたかったのだが、

今月のお小遣いゲージが既に赤く点滅している。

なんてこったい、まだお小遣い支給日まで10日間もあるというのに…。そもそもバランス接続の場合はオペアンプを2つ購入しないといけないのだがハイエンドクラスとなると1個3,000円位するのでそれはもうかなりの出費だ。それで効果が殆どなかった場合の精神的ダメージは計り知れないのでまずはお試しで「OPA2134PA」とはメーカーも違うしチョットだけ高い「MUSES 8920D」をチョイスしたわけだ。

ということで、オペアンプを入れ替えながら聴き比べしてみたところ、

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うーん、明確な違いは
わからない。

色んなジャンルの曲を幾つか聞いてみた所、ハードロック系の曲の場合は「MUSES 8920D」のほうが若干低音が強く迫力が増す傾向にあるかなという気がした。対して「OPA2134PA」はフラットな印象が強く、それはそれでとても聴きやすい。
そもそも、デジファイ No.22特別付録ヘッドホンアンプへの入力元であるUSB-DACの音質で傾向が全然変わると思うので、あまり参考にはならないが結局は同じ価格帯ではメーカーが違えども劇的な効果はないということだろうか。やっぱり世の中カネだ。カネと比例して音質は変わるのだーガハハハということで、そのうちハイエンドなオペアンプで再チャレンジしてみたい。このネタに

飽きなければ。

DigiFi(デジファイ)No.22(オペアンプ交換式バランス駆動対応ヘッドフォンアンプ特別付録) (別冊ステレオサウンド)

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  • 作者: 小原由夫,中林直樹,高橋健太郎,DigiFi編集部
  • 出版社/メーカー: ステレオサウンド
  • 発売日: 2016/05/30
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