映画「JOKER(ジョーカー)」を見て
以前、劇場で予告編を見て気になっていた"映画「JOKER(ジョーカー)」"を見てきた。
公開前から名作扱いのプロモーションや、公開直後にSNSに流れる感想から正直あまり期待をしていなかったのだけれども、見終わった感想としては"ヴィランをここまで美しく描写した映画があっただろうか"
というところだ。そういう意味で言えば、かなりよくできた映画で見る価値はあったと思う。ただ、過去に幾度となく映画化されたバットマンもので様々な名優が演じるジョーカーを見ていた人にとっては、それぞれの思い描くジョーカーのイメージがあるのでその違いをどう受け取るかで評価は分かれそうだ(自分の中ではジョーカー=ヒース・レッジャーなのでそこは強かった)。
さて、今回MOVIX系のシアターで見たのだが、本編公開前の予告でインパクトのある映画があった。その名も
「ゾンビランド:ダブルタップ」
タイトルから分かる通りゾンビ映画なのだが、「ヴェノム」監督、「デッドプール」脚本家で主演が全員アカデミー賞ノミネート&受賞者であり、しかも
コメディ。
こっちのほうが気になってジョーカーの内容が飛んでしまった。この映画、2009年公開の「ゾンビランド」の続編だ。実は怖がりなのでホラーものであるゾンビ映画は避けていたのだが、どうにも気になったので動画配信サービスで見たところ、ホラーではなくただの
B級コメディ映画であった。
この映画、基本メインの4人の人間だけで成立しておりゾンビは全員モブである。その中でも、ベテラン俳優のウディ・ハレルソンが演じる"タラハシー”というキャラが素晴らしい。ベテランなのに実に、実に楽しそうにゾンビを殺る。生き生きとゾンビを殺る。ノリノリでゾンビを殺る。そして、時に乙女チック。かつてこんなウディ・ハレルソンを見たことがあっただろうか。そんなウディたんを見れるだけでこの作品の価値は十分である。
ということで、映画「JOKER(ジョーカー)」を見て、予告編の「ゾンビランド:ダブルタップ」が記憶に残ったので「ゾンビランド」を見たら楽しかったというどうでもいい情報でした。
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