いびき対策で枕を買い替えた
歳のせいなのか新型コロナのせいなのかわからないけれど、ここ最近いびきがうるさい。あまりのうるささに隣に寝ている妻から就寝中に何度も教育的指導をうける。就寝中に口呼吸しているのが原因なのだろう、と近所の薬局で見つけた口閉じテープを試してみたのだが、中心をテープで止めても両サイドから呼吸をしていたようで効果はなかった。
いつも仰向けで寝ており、教育的指導によって反省ポーズで横向きになると静からしいので、恐らくは今使っている枕が合っておらず気道が確保されていないのだろうと素人ながら考えた。今使ってる枕は全体的に高さがあるタイプなので、それで顎を引いたポーズになることによっていびきがうるさいのかも知れない。いや、きっとそうに違いない。という事で、枕を新調することにした。
と言っても、前回同様に適当に枕を選んでもいびきは解消されそうもない。気道を確保する為には自分の首や頭の形状に合ったものでなければ駄目だろう。ところがオーダーメイドの枕は勢いで買うには躊躇してしまう程度のお値段である。だがしかし、今後も度々教育的指導を受けるのはしんどいし、何より寝不足が原因で一日中機嫌をそこねられるのはヒジョーに厳しい。だからと言って、先日振り込まれた特別定額給付金が自由に使える訳でも…とグダグダ悩んでいたら、高さが調整可能な枕が販売されていることを知った。
自分で高さ調整できるのに5000円程度で買えるとか
お値段以上じゃないッスか。
開封の儀
近場のニトリの在庫のある店舗を調べて買ってきた。
そこそこのサイズなのに「袋は有料です」と無慈悲な言葉をかけられたが、箱入りなので問題はなかった。
枕の大きさは「40×60cm」、ニトリ的には標準サイズらしい。因みに、ニトリの枕は枕カバーが付属しない。枕のサイズ(今回でいうと”標準”)に合った好きな柄のカバーを購入するシステムでお部屋のコーディネートには便利ではあるものの、カバー2枚も一緒に買おうとすると地味なダメージだ。
この枕は枕の上下の向きが決まっており、注意書きが書いてある。まあ、枕カバーしたらわからないけども。
裏にはでっかいファスナー。このファスナーを開けることによって枕の高さ調節が行えるのだ。
調整の儀
箱の説明によると、10ヵ所調整できるらしい。
先程の裏のファスナーを開けて分解したところ。左から
- 全体調整ウレタンシート
- 部分調整ウレタンシート
- 本体(パイプ)
となっている。「全体調整ウレタンシート」は枕全体の高さを調整するだけだが、それが以外はもっと細かな調節ができる。
「部分調整ウレタンシート」は調節できる箇所にポケットがあり、それぞれにウレタンシートが入っているのでそれを取り外す形で調整する。上記製品HPの説明によれば、取り外すだけでなく、折り返したり別のポケットに追加したりという調整ができるようだ。
「本体(パイプ)」は調整できる箇所にファスナーがついており…
ファスナーをあけるとそれぞれの箇所に入っているパイプを取り出して調整することができる。それそれは個別の部屋になっているのでどこか1箇所のパイプを抜いたとしても他のパイプが流れてしまうことはない。なお、首元の部分は調整できない。
本来オーダーメイド枕の店で調整してもらうような細かな調整が、自分の好みに応じて試行錯誤できるのは素晴らしいが、ベストな状態に調整するまでに時間がかかりそうなのでいびきが止まるのが先か息の根を止められるのが先かはわからないけれどもこれからも頑張って生きていきたいと思います。
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