🔰出品初心者🔰のためのフリマサービス解説
夏休みの予定が特になかったこともあり、自宅の掃除ついでに数年間使わずに放置していたニンテンドー3DSを処分しようと思いたった。
当初、最寄りのゲームショップで売ろうと考えたが、既に3DS関連の取り扱いは終了しており、仮に買い取ってくれたとしても二束三文で買い叩かれるに違いない。しょうがないのでゴミとして処分しようと思っていたのだが、試しにフリマを覗いてみたらつい最近もそこそこ出品されていており、しかも結構売れているではないか。ものは試しにと出品してみたところ1時間もしないうちにSOLD OUT。しかも3台(うち1台はジャンク扱いで)出品したにもかかわらずだ。
そんな訳で、自宅に使ってないお宝が眠っているけどまだフリマサービスを使ったことない人向けに実体験に基づいた簡単な解説記事を書いてみたよ。
フリマサービス
"フリマと言えば「メルカリ」"と言う世間一般のイメージ通り、利用者数がダントツに多いのはメルカリであるが、他にも楽天の「ラクマ」や、Yahoo! JAPANの「PayPayフリマ」というフリマサービスも存在している(その他のフリマサービスは使ったことないので省略)。
各フリマサービスの簡単な特徴をまとめてみた。
サービス名 | メルカリ | ラクマ | PayPayフリマ |
---|---|---|---|
運営 | メルカリ | 楽天 | ヤフー |
利用者 | 多い | 少ない | 少ない |
年齢層 | 若者多い | 社会人中心 | 全年齢 |
販売手数料(税込) | 10% | 6.6% | 5% |
購入申請 | なし | あり | なし |
価格交渉 | コメント(自由形式) | コメント(自由形式) | 専用機能(金額提示のみ) |
出品 | PC/スマホ | PC/スマホ | スマホのみ |
”年齢層”はあくまで個人の感想であるので実際にそうとは限らない点に注意されたい。
これらのフリマサービスでの売買経験を基に、出品者目線でのそれぞれのフリマサービスの特徴をまとめてみた。
メルカリ
- 利用者が多いので売れやすい。
- 商品の質より値段が安いもののほうが売れやすい傾向
- 値引きが当たり前という文化が強い
- 販売手数料が他のフリマサービスよりも高い
安値でもいいからとっとと処分したい場合はオススメ。ただし、感じのよろしくない客に当たるケースも多く、”半額にしてくれませんか”とか”○○しか持ってないのでその値段にしてくれ”などの理不尽な値引き要求や、購入後支払期限まで決済せずキャンセル食らうのもメルカリならでは。反面、目利きが甘い客も多いので値引き前提で高値で出品して売れてしまうことも割とあるので侮れない。
ラクマ
- メルカリと比べると利用者は少ない
- 値引き交渉は割と常識の範囲が多い
- クーポンを使って安く買おうとするユーザが多い
- "購入申請"という即買いを防ぐ機能が優秀
- 販売手数料は税抜き表記なので実際そこまで安くはない
直ぐに売れないかもしれないけれど、感覚的に常識の通じる利用者が多いので取引で嫌な思いをしたくない場合はオススメ。定期的に発行されるクーポンを使って少しでも安く買おうとする人が多いので、無理な値引きよりはクーポンの期限切れのタイムリミットまでの駆け引きみたいな値引き交渉が多い。購入申請を有効にして出品すれば、最終的に売る売らないは出品側で制御できるので色々と便利である。
PayPayフリマ
- メルカリと比べると利用者は少ない
- 価格交渉は"価格の交渉"という専用機能で行うのでストレスがない
- 販売手数料がメルカリの半分で最安
- クロネコヤマトの送料が安い(2022年8月時点)
販売手数料や現時点ではクロネコヤマト送料が安いので販売利益を重視したい場合はオススメ。ただし、利用者数が少ないのでメジャーなものであれば普通に売れるがニッチな商品はなかなか売れない印象。価格交渉は金額提示だけなので互いにストレスはないものの、値下げに応じてもオファーを出した相手が必ず購入しなければならない訳でもないのでちょっと残念。
まとめ
なんだかんだメルカリは強い。客層について色々言われがちだが、利用者が多いから遭遇する率が高いだけの話であって他のフリマサービスでも遭遇することはある。また、出品する商品によって各フリマサービスでのくいつきが異なるので、あるサービスで出品後に"いいね(=興味あり)"が中々つかない場合は、一時出品停止して他のサービスで出品してみるとサクッと売れたりすることもあるので色々試してみるとよい。また、出品する商品の販売価格が高額になればなるほど販売手数料が効いてくるので出品時にそこは送料含めて試算してから出品先を考えたほうがよい。なお、出品の際に商品の写真を多めにUPして質問されそうな内容を説明文に記載しておくとコメントでの不要なやりとりが減らせるので出品前に手間暇をかけるのが吉。