初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

電気シェーバーを新調した。

昨年末に電気シェーバーを買い替えた。理由は、そろそろ刃を交換する時期であったことと、息子氏が髭を剃るようになったこと。本来は息子氏専用の電気シェーバーを買い足すべきなのだが、まだまだ髭も薄く、剃る頻度も週1回ということもあり本人的に共用で全く問題ないとのこと。であれば、自動洗浄機能付の電気シェーバーに買い替えて衛生面だけちゃんとしておこうかなと。

買い替え候補

今まで、Panasonicの電気シェーバー「ラムダッシュ」を愛用していた。買い替えの度に外刃の枚数をグレードアップさせてきたので、次は遂に6枚刃かとワクワクしていたのだが、電気シェーバー比較表によると髭の濃さが人並み程度の場合は6枚刃どころか5枚刃すら不要で3枚刃で十分であることが判明。これまで使っていた5枚刃とは一体…。ラムダッシュに不満はないものの、特に拘りも愛着もないので、今回は違うメーカーの電気シェーバーを買い替え候補として検討するにしてみることにした。

最初に候補として思いついたのは、ラムダッシュと同じ往復式で3枚刃であるBRAUNの「シリーズ7」。シェーバーの機能としては問題はなかったが、付属の自動洗浄機*1を使う際には電源接続が必要だということが判明。洗面台の上に自動洗浄機を設置するスペースはあるが、我が家の三面鏡にはコンセントが付いてないので、自動洗浄機を使う度に毎回電源をつなぐのは面倒。かといって、繋ぎっぱなしにするのも見栄えがよろしくない上に邪魔である(後で知ったが、ラムダッシュの自動洗浄機*2も同様に電源接続が必要であった)。

自動洗浄機能に電源接続が必要と知り、若干購買意欲が下がりつつあったが、PHILIPSの「S7000シリーズ」に付属する自動洗浄機*3は電源が不要であることが判明(その代わり乾燥機能や電気シェーバーの充電機能はない)。PHILLIPSのシェーバーは今まで使用経験がなく、自分の肌に合うかの懸念があった*4ものの、回転式は"肌に優しい"が謳い文句なので、年々肌が弱くなってきた自分や元々敏感肌な息子氏には往復式よりも肌に合いそうかなと、今回はPHILLIPSの電気シェーバーを買い替えることに決定。

2023年1月時点のS7000シリーズ最新モデルは、付属品違いで3モデルが発売されている。

モデル アタッチメント 充電スタンド 最安(2023/1時点)
S7786/50 - - 19,500
S7786/54 - 24,000
S7782/57 ノーズトリマー、ヒゲスタイラー - 25,500

ヒゲスタイラーはともかく、ノーズ(鼻毛/耳毛)トリマーは価格差程に充実したものではないので、ヒゲスタイラーが不要であれば、別途ノーズエチケットカッターを購入したほうが、眉毛も整えられるのでお得である。また、前述の通り充電スタンドも常設できる環境ではないので、今回は「S7786/50」を購入した。

使ってみた

早速、充電後に使ってみようと、説明書を見たら「使用上のご注意に」の最初に

フィリップスシェーバーを初めてお使いの方は、剃りかたに慣れるまで2~3週間かかることがあります。

と書かれていた。たしかに、今まで往復式の電気シェーバーしか使ってこなかったので回転式の場合はどうやって剃るんだか謎だ。説明書を読み進めてみると…

円を描くようにシェービングヘッドを動かしながら、さまざまな 方向に伸びているヒゲを剃ります。各シェービングヘッドが肌 に密着するように動かしてください。軽く押し当てると、肌に 沿ってなめらかにシェービングできます。

なるほど、わからん。

さらに読み進めると

上手に剃るには: 肌に強く押しつけるのではなく、軽く押しあてて円を描くように回転させながら剃るのがコツです。

さっきのゴリラ図は一体なんだったのか....。

ともかく、これを参考に初髭剃りしてみた結果、髭剃り後の本体にランプが点灯した。

この色の意味するところは…

なるほど。「うまく剃れてないよ」とランプで教えてくれているのね。

フィリップスのシェーバーを初めてお使いの方は、剃りかたに慣れるまで2~3週間かかることがあ ります。初めてのシェービングで思い通りの結果が得られないことや、少し肌にヒリヒリ感が残る場 合がありますが、これは普通のことです。フィリップスのシェーバーに限らずシェービング方法を変 える時には、肌もヒゲも新しいシェービング方法に慣れる時間が必要です。新しいシェーバーに肌を 慣らす為、まずは3週間このシェーバーを使い続けてみてください(最低でも1週間に3回以上)。この 3週間は、あまりシェービング方法を変えたりせず、同じシェーバーで肌を慣らすことが大切です。

ということで、3週間程自分で頑張ってみたのだが、

赤色から緑色に変わることがなかった。

こうなったら仕方がない。奥の手の「フィリップスメンズグルーミングアプ‪リ」とやらを使おうではないか。実は、S7000はスマホアプリと連動して理想的なシェービングができるようにアドバイスしてくれるのだ。早速、スマホにアプリをインストールしてシェーバーとBluetoothでペアリング。髭を剃る時にアプリを起動しておくと…

褒めて伸ばすタイプ!

アプリによる成果は…

大成功✌✌✌

電気シェーバーがスマホと連動するとは思っても見なかったが、意外と便利だった。が、剃り方さえ覚えてしまえば使うことはないのでアンイストールした。

さて、実際の剃り心地についてだが、肌に当たる面積自体は往復式の電気シェーバーより広いのだが、回転する仕組みのせいか一回のストロークで剃れる髭の量が少ないこともあって、髭剃りにかかる時間は増えた。ただ、往復式で剃り残しの多かった顎下は回転式のほうがうまく剃れているし、肌への優しさも十分感じられるので、回転式の電気シェーバーを選んだことに後悔はない。なお、肝心の自動洗浄機能については


クイッククリーンポッドも他社に比べて存在感はあまり強くなく


電気シェーバー本体のバッテリーを使って洗浄をするので電源コード要らず。洗浄時間は大体、1,2分といったところ。


洗浄後の乾燥機能はないものの、ワンタッチで外刃が開くので夜の間に外刃を開けて置いておけば朝使う時には乾いている。


ポップアップトリマーも付いているので、もみあげのお手入れも簡単。ちなみに、ヒゲトリマーが付属するモデルを買った場合は

色んな髭スタイルが楽しめるぞい。

*1:BRAUNでは”アルコール洗浄機”と呼ぶ

*2:Panasonicでは”全自動洗浄充電器”と呼ぶ

*3:PHILIPSでは”クイッククリーンポッド”と呼ぶ

*4:過去に店員のオススメに従ってH立製のシェーバーを購入した時は全く肌にあわなかった