ヘッドホンのケーブルで音質が変わるか試してみた
少し前のことですが、ポタアンを買いに行ったら…
ヘッドホンケーブルを無くした。
そもそも愛用のヘッドホンはBluetooth接続なヘッドホンなので、今までは無線で聴いていたんだけれども、
これじゃあポタアン意味無いじゃん。
ということで、標準品のケーブルを買い直そうかと思ったのだけれども
メッチャ高い。
【部品】SONY純正 プラグ付きケーブル(約1.5m) 対応機種:MDR-1RBTMK2 MDR-1RNCMK2
- 出版社/メーカー: Sony
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正直に言うとメッチャというほどではないけれども付属品のケーブルの癖に4,000円とか無くしたお父さん涙目。
ということで、どうせ買うならもっと上を目指そうということで
ちょっといいやつにしたのだ。ただ、翌日配送ではなかったので、繋ぎとして
こちらを購入。
そんなこんなでケーブルが2本になったので、ついでに100円ショップでケーブルを買ってきて聴き比べをしてみたのです。
ケーブル諸々
ケーブル
100円ショップのケーブル
お値段なりのケーブルの細さで少々不安が。
audio-technica GOLD LINK Fine オーディオケーブル ステレオミニ 1.0m AT544A/1.0
値段の割にはケーブルが太くてビックリ。しかも
チタン配合シースで高音質
らしい。流石オーテクだぜ。
audio-technica GOLD LINK Fine オーディオケーブル ステレオミニ 1.0m AT544A/1.0
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 11人 クリック: 15回
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SONY ヘッドホン用交換ケーブル ステレオミニプラグ 1.2m MDR-1A用 MUC-S12SM1
ツイストペア構造を採用
電流が流れることによって外部に発生する磁束を、往路と復路の導体を互いに撚りあわせることでキャンセルし、伝送ロスを低減。同時に外部からケーブルを貫通する磁束によって発生する電流ノイズの影響も低減し、スケール感のある解像度の高い高音質を実現します。マルチゲージコンダクター
太さの異なる複数種類の素線を最適な比率で撚り合わせることにより、伝送ロスを最小限かつ帯域別にコントロール。低域から高域に至るまで、透明度の高い音質を実現します。銀コートOFC線を採用
OFC(Oxygen Free Copper:無酸素銅)の表面に純銀コートを施した、二重構造の導体を採用。信号伝送ロスを最小限に抑え音の劣化を少なくし、なめらかな高音域の再生を実現します。独立グラウンド
グラウンドを分離した4芯構成により、左右のセパレーションを改善。音の広がりと引き締まった低音を実現します。
なんだかものすごく音質が良さそう。
ソニー SONY ヘッドホンケーブル 1.2m ステレオミニプラグ MUC-S12SM1
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2014/10/18
- メディア: エレクトロニクス
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並べて見るとこんな感じ。
再生環境
ヘッドホン
愛用のコチラ。Bluetooth接続でもいい音です。
SONY 密閉型ワイヤレスヘッドホン ハイレゾ音源対応 Bluetooth対応 マイク付 MDR-1RBTMK2
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2013/10/25
- メディア: エレクトロニクス
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ポタアン
Androidは公式対応してないけどXperiaで使える素敵な子
DENON ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応/USB-DAC搭載 プレミアムシルバー DA-10-SP
- 出版社/メーカー: デノン
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: エレクトロニクス
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スマホ
Marshmallowの夢が潰えたSOL26さん
- 出版社/メーカー: ソニーモバイルコミュニケーションズ
- メディア: Wireless Phone Accessory
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で、接続形態を以下2パターンで聴いてみる
- スマホ(SOL26)+ポタアン(DA-10)+[ケーブル]+ヘッドホン(MDR-1RBTMK2)
- スマホ(SOL26)+[ケーブル]+ヘッドホン(MDR-1RBTMK2)
ポタアン有り無しで2パターン試した理由は、今回のポタアン(DA-10)はPCM音源を高音質化する機能「Advanced AL32 Processing」があるので、それがない場合も試そうかなということです。
対象音源
ハイレゾ音源と圧縮音源を試してみた。
ハイレゾ音源
- 秦 基博「ひまわりの約束」
https://www.youtube.com/watch?v=Aw1nqhvHY48www.youtube.com
FLAC(48.0kHz/24bit)のハイレゾ音源。以下で購入。
圧縮音源(MP3)
- The Fray 「Over My Head (Cable Car)」
前から持っているMP3(256kbps)な音源。何でコレかって?
曲名にケーブルって入っているから。
ギターとピアノの音も綺麗なので聴き比べしたらわかりやすいかなというのがまあ本当の理由、ということにしておこう。
聴き比べしてみた
ということで、上記2曲を2パターンの再生環境で聴き比べしてみましたが…
再生環境 | ハイレゾ音源 | 圧縮音源 |
ポタアン有り | ヨクワカンネ | なんか違うかも |
ポタアン無し | ヨクワカンネ | ヨクワカンネ |
まあ、聴き比べしてるのがオッサンである以上、
こうなる結果は予想されてたが。
ハイレゾ音源については元々音源の解像度が高いせいなのか、ケーブルを変えて聴いてもぶっちゃけよくわからない。もしかしたら解像度上がったかもなあ位な感想。圧縮音源については、ポタアンで聴いてるとケーブルを変えると残響音がよく聴こえてきて、低音がしまって聴こえるような気がしてきたがこれも気のせいなのかもしれない。と言葉だけでは上手く表現できないので、
グラフ化してみました。
ケーブル | 価格(税抜) | ハイレゾの違い | 圧縮の違い |
100円ショップのケーブル | 100 | 10 | 5 |
audio-technica GOLD LINK Fine | 1,300 | 12 | 15 |
SONY MUC-S12SM1 | 6,130 | 15 | 18 |
あくまで個人の感想なのであてにはならないのですが価格に比例した音質の向上は期待しないほうがいい、という感じでしょうか。
あ、でもケーブルが値段に応じて高級感は出てくるので
そこはマジでオススメです。
正直、オーテクとSONYの違いはケーブルの高級感位で音質はあんまりわからんなあ、っていう感想なので興味がある人はまずはオーテクのケーブルあたりの価格帯で試すと費用対効果のダメージは少ないと思います。