Rocksmith(ロックスミス) 2014でギターデビューしよう

ロックなスミスさんって、シェケナベイベーとかいうのかしら。

息子氏に使っていないギターを譲ろうと綺麗にした。
我が家の息子氏は当然弦楽器の経験もなく、ギターはカッコいいなと思っているけれども頑張って練習して覚えたいという程でもなさそうである。さて、どう興味をもたせるとのめり込むのだろうかと考えたのだが、やっぱり

ゲームっしょ？

ということで、ゲームでギターに興味を持たせる作戦を思いついたのである。

目次

ロックスミス2014とは

簡単にいうと

本物のギターをコントローラにして音ゲーとしてプレイすることでギターが練習できるゲームだ。

詳細は以下のサイトと動画を見て欲しい。

www.ubisoft.co.jp

www.youtube.com

なお、動画にさらっとアリス・イン・チェインズのギタリストの「ジェリー・カントレル」がでてきるのがビックリだ。

エッセンシャル・アリス・イン・チェインズ

必要なもの

• エレキ・ギター
• ロックスミス2014が対応しているハード
• ロックスミス2104のソフト
• ロックスミスリアルトーンケーブル

エレキ・ギターは既にあるものとして話を進めていく。

ロックスミス2104が対応しているハード

ロックスミス2014は以下のハードでプレイできるので、対応したハードとハードにあわせたソフトを購入すればプレイできる。

• PS3
• PS4(海外版のみ)
• XBOX 360
• PC(Windows/Mac)

ロックスミス2104のソフト

我が家にはPS3とPC(Windows)があるのだけれども、PS3版は常にTVを使わなければならない点と、HDMI接続時の音ズレ問題があるようなので、PC版をゲットした。

イーフロンティア ロックスミス2014

なお、ソフトを購入する場合は、DVDメディアで購入してもSteamアカウントが必須になるので、メディアがなくてもいいならSteamで購入したほうがはるかに安い。

Steam：Rocksmith® 2014 Edition - Remastered

PCのスペックについては上記Steamサイトの「システム要件」に記載がある。なお、対象OSにWindows10が記載されていないが我が家のサイトWindow10でも設定をいじることで問題なく動作している*1。

ロックスミスリアルトーンケーブル

このケーブルはエレキギターとPCやPS3などのハードを接続するために使用する。要はオーディオインタフェースなのだが、専用ケーブルでないとロックスミス2014は動作しないらしい。

ロックスミス リアルトーンケーブル

ロックスミスリアルトーンケーブルはPC版でもPS3版でも同一らしいのでどれを買っても問題はない。

プレイしてみた

インストールについては古いソフトなので色々とぐぐればでてくるので略。このゲームでできることも公式サイトに詳しい説明があるので、はじめてギターをするヒトに役立ちそうなところをピックアップして説明。

これがメインメニュー。色々とできることはあるのだが、初心者的には以下の3つがいいのではないか。

1. GUITARCADE
2. レッスン
3. ラーン・ア・ソング

GUITARCADE

所謂ギターをコントローラにした音ゲー。音ゲーといっても難しいものではなく、ギターを弾いたことがないヒトでも楽しめるようなシンプルなものばかり。なので、まずはこれをやってみてギターに慣れるのだ。

• GUITARCADEのメニュー

テクニック難易度に応じて色々なものがある。

• Gone Wailin'!（おとのきょうじゃく）

音の強弱でキャラがジャンプする。ピッキングの強弱やミュートとかを覚える。

• String Skip Saloon(ストリング・スキッピング)

開放弦を正しくピッキングできるように練習。

ゲームとして考えると単純なんだけれども、ギターを弾くためには大事なテクニックをゲーム感覚で練習できるのは退屈しなくて良いのではないか。

レッスン

所謂ギター教本的な内容。

ピッキングをやってみたところ、"ダウン"・"アップ"・"オルタネイト"の説明と簡単な練習ができた。

GUITARCADEや後述のラーン・ア・ソングだけでも充分楽しいのだが、やはり基本は大事ということでたまにはレッスンをみないと上達できなさそうだ。

ラーン・ア・ソング

ロックスミスのメインとなる曲を演奏するモード。演奏といってもプレーヤーの腕前に応じて譜面が変化するので心配はご無用。

• 曲選択

洋ゲーなので洋楽が中心。B'Z等多少の邦楽もあり。また、Steamで別途DLCが販売されているのでそれを別途購入して楽しむこともできる。

以下が、DLCコンテンツ含めた利用できる曲一覧。

Rocksmith 2014 All Songs - Google スプレッドシート

• プレイ画面

静止画ではわかりにくいので動画もつけておく。
youtu.be

画面上部から演奏対象の弦と押さえるフレット番号が流れてくるのでそれをタイミングよく弾いていく。タイミングよくというのが正直ギター経験者だとよくわからないのだが、音ゲーとしてプレイすればわかるのだろうか。

演奏結果

ラーン・ア・ソングのすごい所はほめ上手なところだ。

• 素晴らしい！

• グレート！

• グッド！

レベルにあわせた難易度の自動調整とどんなにミスしても褒めて伸ばす作戦で簡単には投げ出しにくい。

設定変更

ここまでの画面を見て、ギターを演奏したことがあるヒトは違和感を覚えたかもしれない。そう、

画面の弦の表示がタブ譜と逆なのだ。

www.rittor-music.co.jp

長年タブ譜で練習してきた人間は6弦は下だと刷り込まれているので正直プレイしにくい。これからギターを初める場合もこのままギターを好きになって続けていくとゆくゆくはタブ譜を見て自分の好きな曲を練習することになるのでできればタブ譜と同じ表示がいいと思うんだが、なんとオプションで変更可能。

デフォルトにしとけ（怒

やり方は、

メインメニューから「ツール」->「オプション」->「プレイ設定」->「弦の反転」を"オン"にする。

ビフォー・アフター

せっかくなので設定変更前後の画面比較を。

• チューニング

• GUITARCADE

• ラーン・ア・ソング

まぁなんということでしょう。違和感がなくなりました。

ということで、とりあえず息子氏に触らせてみたところ、GUITARCADEにハマりだしたので全てはオジサンの計画通りとなったのである。そしてゆくゆくはPRS(SE)を息子氏に譲り、オッサンはPRSを手に入れるのだ…。

ぶっちゃけ、これからギターをはじめるヒトでなくとも、昔ギターをやっていて押し入れに入れたまましばらく引いてないというヒトにもオススメできるし、そういうヒト向けのセッションプレイモードもあるので興味のある中年男性は公式サイトを見てほしい。

ロックスミスリアルトーンケーブルの使いみち

ロックスミスリアルトーンケーブルはロックスミス専用と思われがちだが、実はオーディオインタフェースとして使える。但し、そのままだと遅延がありすぎて使い物にならないのでASIO4ALLを経由して利用すれば恐らくどのソフトでも利用できるのではないか。

ASIO4ALL - Universal ASIO Driver For WDM Audio

今回は手持ちのこのソフトで試してみた

JamVOXⅢ

JamVOXⅢの説明はコチラ。

http://www.voxamps.jp/products/jamvox/www.voxamps.jp

www.youtube.com

簡単にいうと

ギターカラオケ。

好きな曲を伴奏に設定して、エフェクターを予め曲に合わせて設定しておけば演奏中に自分で変更せずとも自動的に変更してくれる。ということで純粋に演奏を楽しめる楽しいソフトである。なお、Windows10でも普通に動作している*2。

• JamVOXⅢの環境設定

ドライバ「ASIO」->デバイス「ASIO4ALL v2」を選択。

• ASIO4ALLの設定

タスクバーにASIO4ALLのアイコンがでるのでそれをダブルクリックして、InputとOutputを適切に設定。

• JamVOXⅢでジャムる！

ウェウィオウィウィウィオ♪

ということで、息子氏がギターにハマらなくても父さんはこのケーブルでJamVOXⅢが遊べるからいいんだもんねー。

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Bon Jovi Greatest Hits - The Ultimate Collection -

*1:詳細はPC版基本情報(2014) - Rocksmith @ Wiki - アットウィキを参照

*2:演奏のみ試している