画面の大きなタブレットが欲しくなるお年頃
年寄りが大きなタブレットを持つ理由がわかりました。
GWは特に予定もなかったのでHuluやAmazonプライムビデオの映画や海外ドラマを見て暇を潰していた。
家族が不在の時はTVの大画面で自由に見ることができるのだが、連休となるとそんな自由があるわけでもなく実際には自宅で愛用しているタブレットZ3TCこと「SONY Xperia Z3 Tablet Compact」で視聴していた。
www.sony.jp
発売から2年半が経過し、OSのアップデートも打ち切られスペック的にも最新モデルと比較すると劣る部分も多いのだが、電子書籍や動画等、ゲーム以外の用途であれば充分快適であり今後も物理的に故障しなければ暫く使い続けるつもりであったのだが、ひとつ問題が発生した。そう、
老眼である。
Z3TCのような8インチタブレットは、片手で持てるジャストサイズだと思っていたのだが老眼のせいで手元から大きく離さなければ文字が読みにくいので実際に視聴する時の画面サイズは6インチ以下ではなかろうか。しかもそのようなポーズはあたかもモザイクを細目で透視しているような印象を家族に与えかねない。「寄る年波には勝てぬ」とはまさにこのことである。
話は変わるが、我が家にはもう1台Androidタブレットが存在する。
https://www.asus.com/jp/Tablets/Nexus_7/www.asus.com
この「Nexus 7(2012)」、現在は娘氏がYoutubeを見る時に利用しているのだが、
超絶音悪い。
しかも、彼女が好んで見る動画は素人実況モノや自動音声をあてたようなモノばかりなので内蔵スピーカーを通じて耳にするだけでそれはもう結構なストレスである。だからと言って娘氏に"そんな糞動画を見るんじゃねぇEEEEEEEEYO!"と指導するのはTwitterとか言う糞みたいなSNSで毎日糞のようなツイートを投稿してストレスを発散している自分には大変おこがましい行為なので、自分がメインで利用する老眼に優しいデッカイタブレットを購入して、Z3TCを娘氏含めた家族共用に降格させることで家族全員が幸せになる計画を企てた。
この計画が成功した暁には、オジサンはデッカイタブレットでウフフな動画や電子書籍を楽しむことができるし、娘氏が大好きな糞動画の糞音声もZ3TCを通じて聞かされたらカヒミ・カリィのようなウィスパーヴォイスに聴こえるに違いない、万一そう聴こえたらそれは恐らく老人性難の可能性が高いのであるが。
デッカイタブレット購入への道
要件整理
新たなタブレットを購入するにあたって、まずは自分の要件を整理した。
これは譲れない
- 画面サイズは9.7インチ以上
- 解像度はWUXGA(1920×1200)以上
- BluetoothでaptXコーデックが利用可能
- Androidバージョンは7.0以上
デッカイタブレットなので画面サイズは9.7インチ以上は必須。だからと言って解像度が粗いのは動画を見る時にマンモス哀PのでZ3TCと同じ解像度(WUXGA)は欲しい。そして、タブレットで動画を見る際には映画に没入したいので必ずヘッドホンを用いるのだが、有線ではベッドでゴロゴロしながらはバリウム検査のように大変なので、Bluetoothによる無線接続かつ動画を見ても遅延が気にならないaptXはMUSTなのであった。
Androidバージョンについては、せっかく新しいタブレットを買うのであれば最新に近いものが望ましい。実際問題5.0以降でなんら不満はないものの、新しモノ好きとしては6.0以上を触ったことがないのはちょっと恥ずかしいので7.0以上は欲しい。但し、将来的にアップデートが保証されているのであれば現時点で7.0じゃなくても問題はない。
あるに越したことはない
- Wi-Fiは11ac対応
- TV機能(フルセグ)
我が家のWi-Fi環境は11acなのでできればそれに対応しているに越したことはない(最低でも5GHzはサポートして欲しいところではある)。TV機能はオンタイムで視聴することが目的ではない。我が家のTVであるREGZAで録画した番組を見るためには(DRモードなので)MPEG2-TSのコーデック対応が必須となる。フルセグのTV視聴が可能ということであればコーデックとしては対応している筈なのでDTCP-IP対応アプリで再生できる可能性が高い*1。
あるとよい
- 防水
Z3TCを風呂に持ち込めば新しいタブレットに防水機能は不要なのであるが、上述の"REGZAの録画番組を視聴"が可能になれば、風呂場で録画番組を視聴することが可能になるので防水であると更に嬉しい。コレはどちらかと言うと自分というよりは嫁氏に対するアピールポイントとして欲しい機能である。
候補選定
整理した要件のうち「これは譲れない」を満たすものは現時点では以下のみであった。
www.sonymobile.co.jp
www.sonymobile.co.jp
www.au.com
どうも最近の国内向けAndroidタブレット市場は活発ではないようで、残念ながらAndroidバージョン7.0が保証されているものはこの3モデルのみであった*2。
選定
最終的な購入候補の選定を行うにあたって評価基準となる各種要件については3モデル共に全ての要件をクリアしている。そうなると後はぶっちゃけ
値段である。
これらのタブレットは全てキャリアモデルであり通常新品購入する場合はSIM契約が必要となる。今回は自宅利用なのでLTE契約は不要、つまり白ロムで購入したい。程度がよければ中古でも特に気にしないので以下のサイトでやりとりされている価格を調べることにした。
適当に調べた結果はこんな感じ。
候補 | 白ロム相場 |
SO-05G | 50,000~80,000円 |
SOT31 | 45,000~75,000円 |
Qua Tab PZ | 16,000~23,000円 |
Qua Tab PZ安っ!
確かに価格が高い分、Z3TCと同じ系譜のXperia Z4 Tablet(Z4T)のキャリアモデルである"SO-05G"と"SOT31"は重量が軽くデザインも美しい。外見だけでなく性能面も"Qua Tab PZ"よりも優れているのは間違いはない。購入予算に限りがなければ誰もがZ4Tを選ぶであろう。ただ、用途が動画や電子書籍ならばそこまで性能は必要ないし、そもそも10インチクラスのタブレットは、8インチタブレットのように手に持って使うよりもテーブルやベッドの上に置いてハンズフリーで利用すると思うので、自宅でしか利用しないのであれば重量の軽さはそれほどメリットにはならない。
と、もっともらしい事を書いてみたものの、Z4Tと同じレベルで要件を満たしており、価格も3分の1(3万円も安い)ならば"Qua Tab PZ"は非常に魅力的である。あまりにも安い製品は不安に思うこともあるが、製造はLGエレクトロニクスで販売はauであれば、ネット通販で安価な中華タブレットを買うよりも購入後の対応含めて安心できる。
ということで
Qua Tab PZ
ゲットだぜ。
タブレット端末 Qua tab PZ LGT32SWA WHITE
- 出版社/メーカー: LG
- メディア: エレクトロニクス
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