初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

我が家に電気調理鍋「ヘルシオ ホットクック」がやってきた

昨年末、我が家にも遂に電気調理鍋が配備された。選定は妻氏に全部お任せしており、いくつか悩んだ末に最終的にSHARPのヘルシオ ホットクックの「KN-HW24G」になった模様。


最初に名前をつけなければいけない(?)らしく、我が家のホットクックは「ホットクくん」という忍者ぽい名前をつけられたでござる。


蓋をあけるとこんな感じで炊飯器みたい。


蓋のところについてる四角いのは「まぜ技ユニット」と呼ばれる謎の物体。


エイリアンの幼虫のようなおぞましい姿に変形するのだが…

メニューに合せて最適なタイミングで具材をかきまぜるユニットです。 「まぜ技」には、30種類のトルクと11種類の回転時間の組み合わせで330のプログラムがあります。 対象の54メニューに応じて、330から適切なプログラムを選んでまぜています。

「まぜ技ユニット」とは? Q&A情報(文書番号:154429):シャープ

なるほど、このフェイスハガー君が具材を混ぜてくれるって訳だね。せっかくなので、自分もカレーを作ってみることにした。作ると言っても、公式のレシピ通りに


切った野菜と肉を鍋に入れ、ルーと水を入れて蓋をしてメニューをセットするだけ(レシビでは「ビーフカレー」とあるがポークでもチキンでも何でもよい)。


45分後にはカレーの出来上がりである。


クッ…自分で圧力鍋を使って作るカレーよりも美味いしジャガイモも煮崩れしてない。因みにスライス肉よりもブロック肉のほうが得意っぽい(理由は後述)。


各パーツも簡単に外れるので調理後の後片付けも炊飯器並である。

我が家にホットクくんがやってきてもうすぐひと月経つが、一番の利用者である妻氏にその満足度を聞いたところ、星4つとのこと(5段階)。満点ではない理由は、炒め物メニューの仕上がりが微妙だからだそうだ。たしかに、これまでいくつかホットクくんに炒め物メニューを作ってもらったが家族の反応はイマイチ。火を使ってないので当然といえば当然なのだが、肉を炒める料理に関しては普通にフライパン使うほうが断然美味しい(カレーにスライス肉を使うと微妙なのも恐らくそのせいだろう)。なので、電子料理鍋で炒め物メニューを重視するならば違う製品にしたほうがよいかもしれない。そんな残念なところもあるホットクックであるが、一番の魅力は非公式メニューが沢山見つかることだ。書籍は勿論のこと、レシピサイトでもブログでもすぐに見つかるので公式メニューに飽きても暫く困ることはなさそうなので引き続きホットクくんを酷使していきたい所存である。

最後に、何故かわからないけどホットクックは喋る、無駄に喋る。自分で調理してるのに”美味しくなりますように”と他力本願なセリフを吐く。しかも、課金することで声を変えることができる。ぶっちゃけ買わなくても時たま広告的に変わるのだが、突然”プリキュアー!”とか叫びだすので購入の際はぜひとも覚悟していただきたい。もし「サミュエル・L・ジャクソン」バージョンがあれば絶対買うのだが…。SHARPさんご検討ください。