初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

キャリアショップに物申す

母親の還暦にプレゼントしたガラケーも利用から七年を経過し、流石に寿命らしくそろそろ機種変更を考えなければならない時期になっていた。ところが時代の流れでガラケーも製造中止になってしまい白ロム購入以外では入手できない状況となってしまったので、本人がスマホに機種変更して1台持ちすることを決意し、ひとりでキャリアショップで機種変更してきた。

母親には数年前から自分のお古のスマホに格安データ通信SIMを差して渡しており、ガラケーとの2台持ちをさせていたのでLINEやネット検索程度の操作には慣れていたはずなのであるが流石にデータ移行含めた初期設定は荷が重かったようだ。LINEで色々と教えても上手く伝わらないので仕方がないので仕事帰りに実家で出張サポートしてきたのだが、

契約内容を見て度肝を抜かれた。

高級SDカード

こちらは現時点で、Amazonでベストセラーになっていた32GBのmicroSDカード。

現時点の価格は「1,680円」。自分の感覚からすると妥当な金額である。

で、機種変更のデータ移行でSDカードが必要だったらしく、ショップで購入した32GBのmicroSDカードのお値段は

10,000円

参考までに、Amazonでは4倍近いデータ容量の128GBのSDカードは1万円でお釣りがくる。

ショップでの価格は、SDカード単体ではなくデータ移行の作業費が含まれている可能性は否定しないが、そもそも、データ移行という作業にそこまでの工数がかかるのかという疑問は拭えず、データという人質をとった強気の価格設定にしか思えないのは自分だけだろうか。この件に関しては、自らデータ移行をしない客に否があるという見方もあるが、せめて価格体系をSDカード単体の価格と作業費を明確に分けるべきではないか。

オプション契約

いわゆる加入月(30日間)は無料体験可能な有料オプション。其の数なんと、

10オプション(セットオプションも個別カウント)。

中には契約者である母親には何ら関係なさそうなコンテンツも見受けられる。ひょっとするとコンテンツ契約を条件になにかしら機種料金割引があるのか、まさか禁断の一括ゼロ円なのか…と端末代金を見ると

オンラインショップと同価格。

契約後にショップから貰った申込内容には無料期間が蛍光ペンで引かれてはいるものの、こんなに沢山のオプションを高齢者が解除日までに解約できるとでも思っているのだろうか。本人も期日までに解約する自信がなさそうなので、Web経由で即日解約を代行したのだが、この解約手順が

非常に面倒くさい。

個別でしかオプションの解約操作ができない上に、同意事項を開いて最後まで確認しないと先に進めないし、解約まで何度も画面遷移させて解約してないのに解約したと思わせるような画面遷移はなんとかならないのか。同じ操作を10回繰り返したら精神的に疲れたので、ひょっとすると途中で諦めさせる作戦かもしれない。ショップか電話でやると待ち時間が発生するのを考慮してさっさと済まそうとWebを選択したら逆に時間がかかってしまった。

キャリア様の代理店であるキャリアショップは手厚いサポートが売りではあるものの、契約内容も手厚くする必要はないのではなかろうか。勿論、量販店や独立系ショップでも同様のケースはあるのであろうが、なんとなくこの手のやり口はキャリアショップに多いイメージなので、今後は契約に関しては、オンラインショップを利用したくなった。

www.mydocomo.com