初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

無料長期保証に問い合わせたときの話

最近、掃除機の調子が良くない。まだ買って1年位しか経っていないのに。製品のウリのひとつに”安心の日本製”と謳っていたのは一体何だったのか。まあ日本製=高品質と言うのはもう過去の幻想なのかもしれない。

幸いにも、購入先の電気量販店で無料長期保証が付与されていたので、日中に妻に電話してもらうことにしたのだが、掃除機は店舗への持ち込み修理になるとのこと。今まで洗濯機やTV、冷蔵庫などの大型家電の故障しか経験がなかったので、修理=訪問のイメージでいたのだが、その大きさなら仕方がない(電子レンジだと流石に嫌だが)。
それはともかく、妻の話によると7分位保留されたあげくに"購入店舗に持ち込め"との回答だったとのこと。これは誤算であった。その電気量販店は地元にもあるのだけれども、地元店舗は全くやる気が感じられないので高額製品を購入する時は必ず激戦区にある店舗で行うようにしている。その店舗は道を挟んだ向かいにライバル店があるので互いに意地の張り合いで勝手にバトルしてくれるので値引き交渉がスムーズなのだ。
後日、購入店舗に電話してもらったら”最寄りの店舗に持ち込めばOK”とのこと。助かった。掃除機と言えどもこの暑い中電車で持っていくのは気が重かったのだ。アレ?でも待って。じゃあ、電話の案内はなんだったの。しかも、長期保証の案内をよく見たら受付電話番号はナビダイヤルじゃないか。

電話が繋がった瞬間から保留状態でも一律課金してくるあのナビダイヤルだ。

携帯電話の無料通話オプションを契約していても課金されてしまう無慈悲なナビダイヤルだ。

学生時代にコールセンターのバイトを経験したこともあるので、企業が受付窓口の電話番号をナビダイヤルにしたがる気持ちはわからなくもない。フリーダイヤルだと、こちらの忙しさなどお構いなしに自分のペースで事前に要件を整理せずにだらだらと話をしてくる人もいれば、一定の確率で本来の趣旨とは関係ないはずの今履いてるパンツに関する問い合わせや、突然の謎のカミングアウトをする電話などがかかってくる。ようは、タダだからとかけてくる暇人の相手をするコストがバカにならないのだ。

だから「無料長期保証」の受付をフリーダイヤルではなくナビダイヤルにするのは構わない*1。ただ、ナビダイヤルなのだから正しい案内をして貰いたかったのだ。そんな適当なサービスで売上だけ伸ばしてたらすぐに「今夜が山だ」っていう状況になっちゃいますよ、ヤ○ダ電機さん。

*1:この電気量販店の「有料長期保証」はフリーダイヤルである