初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

Chromecast Audioを買いました

Chromecastは「CC」、Chromecast Audioは「CCA」と海外では呼ぶらしいぜ。

最近はSpotifyとGooglePlayMusic(GPM)を聴いているのだけれども、正直どちらも甲乙つけがたい。で、これらの定額制音楽配信サービスを少しでも良い音で聴きたいのだけれども、手持ちの環境はSpotifyしかサポートしていない。

osa030.hatenablog.com

つまり、この環境だとGPMはスマホ経由でしか再生できないので

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Chromecast Audio(CCA)を買いました。

Google

実はSpotify Connectを調べている時にCCAがSpotify Connet対応してると知ってはいたのだが、その後色々と調べてみると自分向きなのかなと思い購入を決意した次第。

CCAの良いところ

  1. アナログケーブルをスピーカーにつなだけでネットワーク経由で音楽再生できる
  2. Google Castに対応したアプリを使えばスマホがリモコン代わりに
  3. Google Castに対応してないアプリも「Google Home」で再生できる
  4. 光デジタルケーブルでDACにつなぐとそこそこ本格的に音楽再生できる

1.アナログケーブルをスピーカーにつなだけでネットワーク経由で音楽再生できる

手持ちのコンポで定額制ストリーミング配信の楽曲や手持ちの曲を再生したいと思ったことはないだろうか。CCAがあれば、コンポなどのオーディオ機器の「AUX入力」につなぐだけでネットワーク経由で音楽再生できる*1

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アナログケーブルは同梱されているので買ってすぐに試せる。

2.Google Castに対応したアプリを使えばスマホがリモコン代わりに

オーディオ機器にアナログケーブルでつないだCCAをどうやって操作するか。それはスマホやタブレットにインストールしたChromecast対応アプリを使う*2
注意点として、CCAは音楽再生しか対応していないのでChromecast対応の動画アプリ(Youtube等)からCastすることはできない(キャスト先としてリスト表示されない)。
音楽再生は、SpotifyやGPM等の定額制音楽配信サービスであればインターネット経由で再生できるし、アプリがインストールされている端末上の音源を家庭内のネットワーク経由で再生することもできる。

3.Google Castに対応してないアプリも「Google Home」で再生できる

音楽再生アプリの中には残念ながらChromecastに対応していないものも存在する。例えば

Amazon Musicとか。

やり方も簡単。

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「Google Home」アプリを起動。

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左上の「三」をタップしてメニューを表示して「画面や音声をキャスト」をタップ。

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キャスト先が表示されるのでCCAを選択。

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これで端末上の音声は全てCCAにキャストされる。

注意点としては、端末内の音声出力が全て転送されるので着信音とかもCCA経由で再生される。また音源に関わらず最終的に出力される直前のPCMデータが転送されているっぽいのでオリジナル音源のクオリティで再生される訳ではない*3

4.光デジタルケーブルでDACにつなぐとそこそこ本格的に音楽再生できる

さて、ここがオッサン的な一番のポイントなのだが、CCAは光デジタルケーブルでDACに接続した場合は「96KHz /24bit」での出力が可能となる。つまり、

ハイレゾ音源に対応している。

Chromecastが実際にどうやって音源をネットワーク経由で再生しているのかはイマイチ把握できていないのだけれども、以下のリンクを見る限り、Chromecastの仕様上サポートしているメディア形式が明記されているので、Chromecast未対応のアプリの音声を「Google Home」アプリ経由で再生する場合を除いて、音源は全てCCA上で再生している模様。

Supported Media for Google Cast

手持ちのハイレゾ音源をいくつか再生してみたところ

アーティスト 形式 備考 再生
秦 基博 ひまわりの約束 FLAC 48.0kHz/24bit
Maroon 5 Sugar FLAC 96.0kHz/24bit
Michael Jackson Beat It FLAC 176.4kHz/24bit
Tokyo Cinema Jazz Trio フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン DSD 5.6MHz/1bit ×

DSD以外のFLAC音源は再生された*4。サポート対象のコーデックにDSDが含まれていないので、やはりCCA側で音源を再生しているということなのだろう。
なお、サポートするコーデックに「Vorbis」も含まれているのでSpotifyの楽曲を再生する場合もそのまま再生されているようだ*5

そんなわけで、定額制音楽配信サービスも音源そのままの品質で再生でき、手持ちのFLAC形式の音源の再生も可能なのに実売5000円以下という激安なネットワークオーディオプレーヤーなのである。まあ

光デジタル入力に対応したDACとアンプが必要になるのだが。

つうことで

osa030.hatenablog.com

これを買った意味がある訳よ。

*1:当たり前だけどWi-Fi環境は必要だ

*2:PCからChromeブラウザでもできるぽいがやったことない

*3:光デジタル接続したDAC側の表示だと48kHzのPCM

*4:96kHz以上の音源もDAC側では96kHzと表示されるのは光デジタル出力の制限かと思われる

*5:Spotifyは確かoggコンテナだったと思うが、ChromecastはoggコンテナをサポートしていないのでSpotify側でWebMにコンテナを変換しているのか?