初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

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中華DACのTopping「E30/L30」を試してみた。



本命のRME「ADI-2 DAC FS」をポチったものの、入荷まで一ヶ月以上かかると言われたので中継ぎとして入門レベルの中華DACを試してみた回。

買ったもの

購入したのは以下の製品。

どうしてふたつも買ったのかというと、「E30」は"DAC"、「L30」は"ヘッドホンアンプ"としての機能しかないから。つまり2つ揃えないと”USB-DAC/ヘッドホンアンプ”として音楽を再生できないのだ。

通常、このような単体機能しか持たないオーディオ機器はマニア向けなので安くないメージがあったのだが、こちらの製品は2020年9月時点の実売価格はなんと

合計3万以下である。

国内メーカーの据え置き型の”USB-DAC/ヘッドホンアンプ”を揃えようとすると一体型含めて3万ではかなり選択肢が限られ、あっても発売からかなり時間の経過した古い製品位だ。海外製品であれば一体型で同じ価格帯の製品はいくつか見つかるが、DACとアンプが分かれた製品の組み合わせでこの値段はやはり中華ならではといったところ。
ただし、安かろう悪かろうでは元も子もない。それもあってこれまで中華DACは敬遠していたのだが、中華スマホ同様にオーディオ製品も最近はそれなりに品質が向上しているらしい。 そんな中華製品の中でも「Topping」というメーカーの製品は国内外での評価は上々のようだ。特に最近発売された同社のフラッグシップモデルの「D90」/「A90」はかなり評判が良いので実際本命候補にあげていたのだが、流石にはじめての中華DACで10万超えは泥酔しても無理だったので、エントリーモデルの「E30」/「L30」ならば、と試しに買ってみたのだ。が、届くまで色々とあったのは今はいい思い出である。

開封の儀

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上が「E30」で下が「L30」。ちなみにダンボール箱ではなく白いプチプチ入ビニールの簡易包装で送られてきました、Amazon許さないありがとう。*1

Topping E30

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梱包はちゃんとしております。

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入っているのは以下。

  • E30 本体
  • 電源ケーブル
  • USBケーブル
  • 説明書
  • 保証書
  • リモコン

USB電源とリモコン電池(単4)は入ってないので別に用意しましょう。

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3万以下のDACだとUSB入力以外は省略されていることが多いので、2万以下なのに同軸デジタル(COAX)対応しているのは良い。良いぞTopping。*2

説明書

ところどころ日本語がおかしいが、そこはご☆愛☆嬌。

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なお、マニュアルとドライバーは以下からダウンロードできる。

E30 user's manual and drivers for Windows 7 or above-TOPPING
V4.86 driver for E30, D10, D10s, D50, D50s, D70, D90, DX3 Pro, DX7 Pro.-TOPPING

WindowsのPCとUSB接続して使う場合はドライバーを入れないと排他モードで使えない(と思った)。

Topping L30

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同じく梱包はちゃんとしております。

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入っているのは以下。

  • L30 本体
  • ACアダプター
  • プラグ変換アダプター(3.5mm→6.35mm)
  • 説明書
  • 保証書

マニュアルはダウンロードできると説明書に書いてあるけど公式サイトで見つからない。スイッチ入れるだけなのでまあOKだ。

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正面はシンプル。

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背面もシンプル。シンプルisベスト。

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サイズ感はこの通りCDジャケットサイズ。E30も同じ。

説明書

E30同様。まあこっちはあんまり読むところはない。

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聴いてみた

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以下の環境で聴いてみた。

構成
音源 TIDAL(TIDAL Masters)
トランスポート PC(Windows10)でAudirvanaを使ってTIDALの楽曲を再生
DAC Topping E30(PCとUSBケーブルで接続)
AMP Topping L30(E30とRCAケーブルで接続)
ヘッドホン ”FOSTEX TH909”と"Creative Aurvana Live! "
  • TIDAL」は北欧のサブスクサービスで、Masterプランを契約しているとロスレス以上の音源が再生できる*3
  • Audirvana」は有料の音楽再生アプリで、MQAのデコードができる*4
  • USBケーブルとRCAケーブルは以下を使った。

  • E30はUSB電源供給なのでiPadだかiPhone用の充電器を使った。
  • E30はDACモード、L30は0dBに設定。

FOSTEX「 TH909 」

まずは現在のメインであるTH909で聴いてみたが、なるほど

悪くないぞ。

鳴らしにくいヘッドホンではないものの、ハイエンドクラスであるTH909で聴いても充分な解像度で、しっかりと低音が出ている。

Creative 「Aurvana Live!」

次は見た目はダサいがやれば出来る子の"Aruvana Live!"。あれ?

こっちのほうが相性いいのでは。

TH909に比べると解像度は落ちるものの、パンチのある音が聴こえてくる。かといってこの辺は密閉型と開放型の違いもあるのかもしれないが、むしろ相性的には"Aruvana Live!"のほうが向いている気がする。

いずれにしても、DAC/アンプで余計な味付けをしているという感じもなく、薄っぺらい音という印象もない。異なるヘッドホンで聴いてみた限り、良くも悪くもDACチップの音で素直にヘッドホンを鳴らしている、そんな印象である。
普段聴いているSpotifyも本来の試聴環境であるRaspberryPiからCOAX経由で聴いてみたが、TIDALのMASTER楽曲と比べても遜色ない音色で聞かせてくれる。普段使いのサブスクも良い音で聴かせてくれるのは素晴らしい。*5

RME 「ADI-2 DAC FS」

予想よりも早く届いてしまったので「TH909」で聴き比べてみた。というのも「E30」と「ADI-2 DAC FS」、実は同じDACチップである旭化成の「AK4493」を使っているのだ。フフフ、今回わざわざTIDALまで契約してまでPCで聴いているのはこれがしたかったからである。さて、その結果であるが…

ADI-2 DAC FSの勝ち!

明らかに「ADI-2 DAC FS」のほうが定位がしっかりしており、それもあってか音の粒立ちもよい。TH909だとそれが顕著に聴こえるので買ってよかった「ADI-2 DAC FS」…。だがしかし、価格差4倍程の性能差は感じられないので若干複雑な気持ちであるが、様々なDSP機能がてんこ盛りなので良しとしよう*6
最後に「ADI-2 DAC FS」に「L30」をRCAでつないで「TH909」で聴いてみたが、こちらも明らかに音質が違うという感じでもなかった。つまり、値段の割にそれなりの性能を持ったヘッドホンアンプなんだと思われる。

正直、合計3万程度でこの音が出てくるのは驚き。中華DACこれまで馬鹿にしてすまんかった。実際に長期で利用した時の耐久性まではわからないけれども、上流は暫くこいつらに任せてヘッドホンを徐々にアップグレードする楽しみを味わう事もできる位の基本スペックはあるように思う。しかも、数年後にDACだけ最新のDACチップ搭載のモデルに入れ替える楽しみもあるので

沼の入り口としては最適アル。

Aurvana SE オーバーイヤー高精細ヘッドホン

Aurvana SE オーバーイヤー高精細ヘッドホン

  • メディア: エレクトロニクス

FOSTEX プレミアム・リファレンス・ヘッドホン TH909

FOSTEX プレミアム・リファレンス・ヘッドホン TH909

  • 発売日: 2018/09/20
  • メディア: エレクトロニクス

*1:今回はマケプレの”ちょっと音声”から購入のAmazon倉庫からの配送

*2:普段はRaspberryPiからCOAX出力してDACに繋げて音楽を聴くのでおじさん的に必須だった

*3:現時点で日本で正式サービスしていないので国内からは登録できないのだ

*4:30日の無料お試し版あり

*5:WindowsのSpotifyアプリは排他モードに対応してないのでWindowsとつないでSpotifyを聴くと若干音が違うかもしれない

*6:今回は全部OFFで試聴

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