初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

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「良い音で音楽を楽しもう。」~おいでよオーディオの沼~



新型コロナウィルスの出現によって、幸か不幸か自宅で仕事をする人が増えた。他人に気を遣わずに済む環境ということもあって好きな音楽を流しながら仕事してる人も少なからずいることだろう、そのほうがノリノリで仕事できるしね。でも、せっかく自宅でどっかり腰を下ろして仕事するんだから

良い音で音楽を聴いてみたいと思わないかい?

はじめに

この記事は普段、スマホ付属のイヤホンで音楽を聴いているけど“もっと良い音で聴いてみたい“という層をターゲットに、以前に書いたこちらの記事をベースに書いた。

osa030.hatenablog.com

Bluetoothで音楽を聴きたいという人は、こちらの記事のほうが参考になるかもしれない。さて、それではレッスンスターティンッ☆

デジタルオーディオの仕組み

まずは、どうやって音楽が耳まで届くのかの仕組みを学びましょう。

音楽再生に必要な機能

1980年代に登場したCD以降、音楽はデジタル形式で提供されるようになった。デジタル形式で提供される音楽は、次の3つの機能を経由した後にヘッドホンやイヤホンを経由して人間の耳に音として聴こえる。

「トランスポート」

一般的にCDプレーヤーやスマホやPCの音楽再生アプリを指す。次の工程を担う「DAC」にデジタル形式のデータを運ぶ役割を指すので「トランスポート」とか「トランスポーター」とか「トラポ」とか呼ばれているっぽい(正式名称は不明)。ジェイソン・ステイサムの映画を想像するとイメージがつくかな?いや余計に混乱するだけかもね。

「DAC(ダック)」

正式名称は「デジタルtoアナログコンバーター」。その名の通り、デジタルデータをアナログ信号に変換する。実際はICチップがその役割の殆どを占めており、搭載されているDAPチップが音質に大きく影響する。因みに、ハワード・ザ・ダックは一切関係がない。

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「AMP(アンプ)」

DACが変換したアナログ信号をヘッドホンが再生可能な信号に増幅する。なお、ヘッドホンやイヤホン向けのアンプを”ヘッドホンアンプ”と呼ぶ。

音楽再生の流れ

これらの機能がどうつながって音楽が再生されるかを図にした。

CD再生

今となっては珍しい音楽CDからの再生パターンであるが、シンプルなのでまずはこれをベースに説明したい。

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音楽CDには「PCM」と呼ばれる形式の音源データが収録されている。"トランスポート"が音楽CDから読み出したPCM形式のデータは、"DAC"によってアナログ信号に変換される。DACが変換したアナログ信号は"AMP"によって増幅され、"ヘッドホン/ヘッドホン"で再生されて人間の耳に音が聴こえる。

川の流れで例えるならば、"トランスポート"が上流で"ヘッドホン/イヤホン"が下流になる。

川の流れのように

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PC・スマホ再生

続いて、現在主流であるPCやスマホで”CD以外の音楽”を再生するパターン。具体的にはCDから取り込んだ音楽ファイル(mp3とかaac等)とかSpotifyやAppleMusic等のサブスクでインターネット経由で再生する音楽データとか。

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「圧縮音源」とは、CDに収録されているPCM形式のオリジナルデータを圧縮しデータサイズを小さくした音源データだ。どうして圧縮するのかというと、CDに収録されているPCM形式のデータはサイズが大きすぎるのでそのままでは保存やネットワーク経由でのやりとりに不向きである為だ。

"トランスポート"は圧縮音源をPCM形式に復号してから"DAC"に引き渡す。これは"DAC"が圧縮音源を直接アナログ変換できないからだ。その後の流れはCD再生と同じ。今どきはこちらの再生方式が殆ど。

音質アップ方法

それでは、具体的にどうやって音質アップを図るかだ。

初級)ヘッドホン/イヤホンを買い換える

一番お手軽な方法。価格帯も幅広く、手が出しやすい。自宅で長時間使うなら、イヤホンだと中耳炎になりやすいのでヘッドホンがオススメだ。1万以下の製品でも付属イヤホンからの違いは充分に感じられるが、すぐに「もっと高い製品だと音がもっと良くなるのでは…」という疑念にかられて買い替えが止まらないので、だったら最初からちょっと頑張って

数万クラスを買っとけ。

そのほうが長く使えるのでトータルの出費は抑えられる。また、自分でケーブルが交換可能な製品にしておくと

  • ケーブルが断線した時にケーブルだけ交換すれば治る
  • ケーブルを交換することでさらなる高みを味わえる

などなどメリットが大きいのでリケーブルできるヘッドホンをオススメする。因みに、ヘッドホンは製品によって音質だけでなくつけ心地がかなり違うので大型量販店で試聴するのがよい。合わないヘッドホンは長時間付けていると耳が痛くなったり頭頂部が痛くなるので仕事どころではない。

予算感

数千円~数十万円

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中級)DAC/AMPを外付けにする

ある程度いいヘッドホンを使いだしても結局のところ”果たして本当にコイツの性能を出し切れているのか?”という疑念に駆られる。それもそのはず、だってPCやスマホは

音楽再生専用ではないんだもの。

具体的には、

  • 音質によろしくない部品が満載
  • 搭載されているDACやAMPがショボい

等々。

そんなこと言ったって、音楽再生はPCやスマホのアプリでやるじゃないの一体どうしたら…という皆さんに朗報。"トランスポート"はそのままにDACとAMPを音楽専用機にすればいいんですよ。

パターンA「PC(スマホ) + USB-DAC/ヘッドホンアンプ」

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”PC(スマホ)”と”USB-DAC/ヘッドホンアンプ”をUSBで繋いで、ヘッドホンを”USB-DAC/ヘッドホンアンプ”に挿す。これによりDACとAMPはPCから独立するので音質によろしくない部品の影響は低減し、専用機になったことでスペース上の制約からも開放されて音質は良いはずだ、そうに決まっている。

FiiO K5 Pro

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TEAC ヘッドホンアンプ(ブラック) UD-505-B

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パターンB「PC(スマホ) + USB-DAC+ヘッドホンアンプ」

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さらに"DAC"と"AMP"を分離したパターン。冒頭でも説明した通り、DACの性能はDAPチップに依る部分が大きい。そのDACチップは日進月歩で進化しており古いDACチップよりも最新のDACチップのほうが性能面だけ考えると遥かに良い。つまり、最新のDACチップが搭載された製品に買い換えればさらなる音質的なアップグレードが可能になる訳だ。反面、組み合わせの自由度は高いが望んだ結果になるかは神のみぞ知る。まさに沼である。

LUXMAN ヘッドホンアンプ・DAC P-750u

LUXMAN ヘッドホンアンプ・DAC P-750u

  • メディア: エレクトロニクス

いずれのパターンにしても、下流であるヘッドホンが最終的な音の出口となるのでヘッドホンの性能以上のものを揃えてもあまり効果は期待できない。逆に、そこそこな性能のヘッドホンの場合はPCやスマホに直接挿しても性能が活かしきれないのでヘッドホンの次に入門クラスの機材を使うと効果は絶大で沼の入り口としては丁度よいだろう。

予算感

数万円~数百万円。

上級)音源を変える

SpotifyとかApple Musicではなく、ロスレスとかハイレゾとかDSDとかそういうやつ。今回は

割愛。

ハイレゾ対応スマホとイヤホンで明らかに違いがわかる人もいれば、数十万の機材を使っていても違いがわからない人にはわからない(或いはそこまで明確に違いを感じない)という、聴く人間の耳の性能に依る部分が大きい世界。

超常級)電力会社を変える

頑張れ。

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