VECLOSのワイヤレスポータブルスピーカー「SPW-500WP」

魔法瓶なのに音が出る！

リモートワーク環境に導入したPCモニタで業務時間外に動画を見たりできるように「Chromecast with Google TV」を買った。

osa030.hatenablog.com

PCモニタはモニタアームでデスクに固定しているので、仕事中は机の正面側、仕事時間外はベッドに横になって見るように机の側面を向くようにしている。つまり仕事のON/OFFでPCモニタの向きを変えられるようにしているのだ。

エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム アルミニウム 45-241-026

前回判明した通り、手持ちのUSBスピーカーもUSB-CポートにHUB経由でつなげば「Chromecast with Google TV」が認識してくれたので、それをそのまま使うのでも問題はないのだが、PCモニタの向きを変える度にスピーカーの位置を動かすのは面倒くさい。ということでたったそれだけの為にまたスピーカーを買い替えた。

で、こちらがそのニュースピーカー。

SPW-500WP | スピーカー | VECLOS 魔法びんのサーモスが生んだ高音質ヘッドホン&スピーカー

VECLOS SPW-500WP WH ワイヤレス・ポータブル真空エンクロージャースピーカー ヴェクロス

「VECLOS」というブランドを知らない人が多いと思うのだが、あの魔法瓶で有名な「THERMOS」のオーディオブランドだ。魔法びんで培った真空技術を使ったオーディオ製品を世に出したことでオーディオマニアから注目を集めていたのだが、残念ながら既にオーディオ事業から撤退。

事業撤退発表後にVECLOS製品は投げ売りされていたのだが、当時は今回購入した「SPW-500WP」それほど興味がなく、どちらかというと別製品の「SSB-380S」に興味があったのだ。まあ定価の半額という投げ売り状態でも5万を切らない高嶺の花だったので買えなかったのだが。

今回「SPW-500WP」を買ったのは、その形状と特徴だ。PCモニタの向きを変えるのにあわせてスピーカーも向きが変わるというのが利便上重要だと考えており、PCモニタの上に棚とつけてその上にスピーカーを置こうと考えた。

これどうなっているかというと、PCモニタの上に設置できる棚を置いている。

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その上にスピーカーを置いているのだ。

このように配置することでPCモニタの向きを変えるとスピーカーも一緒に向きを変えてくれるのだが、この棚は本来スピーカーを置くような用途の製品ではないので、ガッチリ固定されていない上に耐荷重が1kgなので本格的なスピーカーは重量があるので置くのが怖い。また、PCモニタの上に置くので一般的なブックシェルフ型スピーカーだとリスニングポイントが高すぎてしまう。そんな訳で一体型のBluetoothスピーカーのほうが設置面で有利な形状だろうと考えた。

次に、このスピーカーは音楽よりも動画視聴に特化した特徴を持っている。音楽を聴くという点では前回の卵型スピーカーのように左右独立したスピーカーのほうが定位置が定まれば音質はよいのだが、自分の場合はガチなリスニング環境はヘッドホン環境なのでスピーカーからはBGM程度に流れれば十分、むしろスピーカーは動画視聴のほうが使う機会が多いので今回この製品を選んだのだ。

なお、この製品はPCにUSB接続することでUSB DAC付スピーカーにもなるのだが、残念ながら「Chromecast with Google TV」のUSB-CポートにつないでもUSBオーディオとしては認識されなかった。但し認識されても「Chromecast with Google TV」のリモコンから音量調整ができないので、音量調整できるBluetooth接続のほうが利便性が高い。

年末年始は子供達にPS5を取られるのでこの環境で動画を楽しむとしよう（嗚咽）。