初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

台所にスマートスピーカーを設置した。

これまで、たまに自分が台所で家事をする時はBluetoothスピーカーを持ち込んでスマホから音楽を流していたのだが、最近になって妻も音楽をかけながら台所で家事をするようになったので、どうせならば台所にスピーカーを設置して音楽を聴けるようにしようと思い立った。

台所にスピーカーを置くなら、

  • Bluetoothスピーカーよりも音質が良いWi-Fiスピーカー
  • 台所では手が空かないことが多いので音声操作できるスマートスピーカー
  • 正直Alexa微妙なのでGoogleアシスタント対応のスマートスピーカー
  • アップデートも安心なGoogle謹製のGoogle Nestシリーズ

本当は音質重視な「Google Nest Audio」が良かったのだが、

  • 台所で設置できる場所は限られているのであまり大きいサイズの製品はおけない
  • 騒音が多い環境なので音質を追求した製品を導入しても必ずしも良い音で聴けるとは限らない
  • 油分や水分が多い環境なので故障しやすいかも

などなどを鑑みて今回は「Google Nest Mini」をチョイス。

f:id:osa030:20210618171436j:plain

設置

f:id:osa030:20210618171449j:plain
「Google Nest Mini」は背面にフックを引っ掛けられるようになっている(先代「Google Home Mini」にはなかった)。そして本体重量は180g程度。

f:id:osa030:20210618171547j:plain
台所の設置場所は穴をあけたら怒られるられない場所なので、吸盤か両面テープで固定するフックにしようか悩んでいたら、今はこんなフィルムタイプを発見。設置する場所は光沢のある平らな場所だし耐荷重も約1kgと強度的にも5倍以上あるのですぐに落ちることはなさそうなのでコレにしてみよう。

f:id:osa030:20210618172254j:plain
設置場所は、ガス給湯器リモコンの隣の開いてる壁面。

f:id:osa030:20210618172334j:plain
電源もすぐ近くにあるのでよかったけれど、アダプタが割とデカイ。白なのでまあ許容範囲ですが。

f:id:osa030:20210618172446j:plain
シンク前から眺めてみた所。高さ的には顔に近い。

感想

肝心の音質面であるが、設置位置が顔に近いこともあってか台所仕事しながらのBGMとしてはなんら気にならないレベル。スマホのスピーカーと比べたら雲泥の差なので、もっと早く設置しておけばよかった。

現在は音楽サービスとして「‎Apple Music」を設定して利用しているが、「radiko(ラジコ)」経由でラジオも流せるので、かけたい曲を思い付かないけれど何か流れていて欲しいなとか言う時にはアリ。

音声操作も、音楽同様に設置位置が顔に近いことから大きな声を出さずに聞き取ってくれるし、リビングに設置しているAlexa対応の「Sonos Beam」よりも音声認識制度が高い気がするのでストレスは感じない。実際、音声操作と言っても音楽を再生するかタイマーかけるか天気予報聞く程度なので。

唯一の懸念の、(フィルムフックが徐々に浮いてきて)スピーカーが落下することも設置して2週間経過したが一度も発生していない。今後も必ず落ちない保証はないので定期的にチェックは必要だけれども、吸盤タイプよりは長持ちしそうな印象(貼りつける壁面による)。

便利な使い方

実際に使ってみて、これ知っておくと便利だなという豆知識。

狙ったプレイリストを再生

AlexaであれGoogleアシスタントであれ、音声で狙った楽曲やプレイリストを指定するのは結構難しい(わりと全然違う曲を流されてツッコミ入れることが多い)。それが多発するとかなりストレスで音楽をかけるのをやめてしまうのだが、「Google Nest Mini」はChromecastデバイスとしても動作するので、作業開始前にスマホ(Android)から自分でかけたいプレイリストを手動で選んでキャストしてやるのが一番確実。再生さえしてしまえば、その後のスキップや再生停止は音声操作で可能だ。

ピンポイントで音量調整

「音量(ボリューム)を上げて(下げて)」で音量調整できるのだが、調整幅が粗すぎてジャストな音量に設定するのが結構難しい。実は音量調整はパーセンテージ(0-100%)で設定できるのだ。

OK Google,今の音量は?

と聞くと"音量はxx%です"と現在の音量をパーセンテージで返してくれるので、

OK Google, 音量をx%にして

とすれば1%単位で設定できる。

複数タイマー設定

タイマーを指定する前に「○○の」をつけると複数のタイマーを同時進行できる

OK Google, AAのタイマーをx分でスタート(かけて)

AAのタイマーが完了する前に他のタイマーを開始することができる。

OK Google, BBのタイマーをy分でかけて(スタート)

今いくつタイマーが動作しているかは

OK Google,今タイマーいくつある?

等と聞けば教えてくれる。動作中のタイマーを取り消す場合も

OK Google, AAのタイマーをキャンセルして

といえば個別に停止することができる。残念ながら、タイマー経過後のアラーム音は同一なので複数タイマーが動作している場合は音を聞いただけではどのタイマーかわからない。そんな時は

OK Google, これはなんのタイマー?

と聞くと「AAのタイマーを終了しています」と答えてアラームが止めてくれる。これで

家族全員のカップ麺が作れますね😉