初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

3000円以下のBluetoothイヤホン VAVA「MOOV 28(VA-BH009)」を購入した

ブルゥトゥーーーーースッ。

仕事中のBGM試聴で使用していたイヤホンが断線した…。

osa030.hatenablog.com

このイヤホン、値段の割に音も良く何よりも軽量でつけていることを忘れる快適性だったのだが、有線かつケーブル交換できないタイプであるのでいつかはこうなることはわかっていた。
仕方がないので、新しいイヤホンを買おうと思ったのだが今回は無線(Bluetooth)にすることにした。その理由は、ケーブルレスによる自由度の高さや断線しないということもさることながら、最近コスパの良い製品が増えている印象があったからである。

その中でも一番有名なのがコチラ。

youtu.be

一番のポイントはこの価格でaptX対応してること。

aptXて何?

簡単に言えば、Bluetooth上でより良い音質で音楽を楽しめる技術。詳しくは以下を参照。

www.aptx.com

なお、aptXを利用する為にはBluetoothで接続する再生機器とイヤホンの両方が対応している必要があり、残念ながらiPhoneでは利用できない。Windowsは10になってから標準対応しているらしく、Androidは機種によって対応はマチマチである。

ということで、当初はこの「TaoTronics TT-BH07」を購入するつもりでいたのだが、丁度そのタイミングで似たようなスペックの新製品が別メーカーから発売されたことを知った。

www.jiji.com

"VAVA"も"TaoTronics"のどちらも、国内代理店は同じニアバイダイレクトジャパンであり、どうやら兄弟ブランドの関係にあるらしい。また、あの価格帯の同等スペックのBluetoothイヤホンの設計・製造元は同じらしいのだ。

techon.nikkeibp.co.jp

ということは、ブランドによる音質の違いは多少あるにせよ、そこまでモノが変わると思えない、むしろ新製品のほうが改善フィードバック等あるのではという期待からVAVAの「MOOV 28」を購入することにした。

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翌日には到着。

開封の儀

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中身はこんな感じ。

  • 本体
  • 充電ケーブル
  • イヤーフック(S/M/L)
  • イヤーチップ(S/M/L)
  • キャリーポーチ
  • 取扱説明書
  • ケーブルクリップ

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ケーブルはフラットタイプ。

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技適もついている*1

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リモコン部分にUSB充電ポートがある。なお、充電時間は2時間で8時間連続再生可能とのこと。

使ってみる

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早速、愛機のXperia Z3(aptX対応機)とペアリング接続してみる。

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ちゃんとaptX接続されてた。開封直後はaptX接続できなくて焦ったのだが、単純にバッテリー残量が少なかった為に不安定になっていた模様。満充電後は問題なくaptX接続された。

さて、気になる音質であるが、まずイヤーピースを自分のお気に入りのものに変えている状態である。

osa030.hatenablog.com

仕事中にWindows10に接続して(aptXになっているはずだが確認方法はわからず)、Spotifyで音楽を聴きながら作業してみたところ、
値段の割にいい音してますね。

音の傾向としてはフラットではなく、中低音を多少持ち上げたメリハリをつけた音である。イヤーフックが付いていることからワークアウトのお供という位置づけの音作りがされているようだ。かと言って、長時間聴いても飽きるようなくどさはなく、まさにBGMとして聴くには丁度よい音質かなと個人的には思える。流石に1万円以上のイヤホンと比較すれば違いはあるのだろうが、3000円以下なら充分ではないだろうか。
あえてダメ出しをするとすれば、マルチペアリングに対応していない*2点と、長時間つけているとイヤホン部分の重量を多少感じる点であるが、前者はそうそう接続する再生機器を変えることもないだろうし、後者は1時間程度は特に違和感もないし、イヤーフックがあっていない可能性もあるので自分で改善する余地はありそうだ。

いずれにせよ、3000円以下で気軽に音楽を楽しめる環境が手に入るのは素晴らしいことである。

*1:2017年8月8日時点では総務省の機器検索サイトで該当番号で見つからないのだが、現時点で検索できるのは2017年5月に認証が通った製品のみだったので恐らくまだ反映されていないだけではなかろうか

*2:少なくともWindows10とZ3でペアリングさせる時にリセットが必要だったのでマルチペアリング非対応と思っている