初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

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BluetoothスピーカーでTVの音質を改善してみた



最近の薄型テレビは、一部機種を除いてスピーカーの音質がイマイチなのでドラマを見るにも字幕なしでは音量を上げないと何を言っているのかさっぱり分からない、特に山王会のコブラさんとか中森明菜とか。それが不満でサウンドバー等のホームシアター製品の導入を考えている人はお手持ちのBluetoothスピーカーが使えるかもしれませんよ?的な話。

ホームシアター、それは漢の浪漫。マイホームを手に入れた暁には誰しも一度は憧れるものだろう。ホームシアターと言うとAVアンプを中心にウーファーや沢山のスピーカーを配置する本格的なタイプが思い浮かぶが、ここ数年はサウンドバーと呼ばれるTVの前に配置するだけの一体型タイプが人気なようで、昔に比べるとずいぶんと導入の障壁は下がったように思える。
くわえて、薄型テレビはブラウン管時代のTVに比べて構造上内蔵スピーカーの音が貧弱になりがちなので普段のTV視聴でも音量を上げないと何言ってるか聞き取りにくい。そんな訳で、実はホームシアターというよりはTVの音質改善が主な目的で導入を検討している人も実は多いのではないだろうか。

我が家がまさにその状態で、TVを買い替えてから音質に満足ができずサウンドバーが欲しくて仕方がなかったのであるが、よくよく考えると自分がTVを使うことは稀な上に普段のドラマは字幕付きで見ればそれほど不満はないので、ホームシアターのように常設しなくても、自分が使いたいときだけ音質改善できないかなと考えてみたところ、前日購入したBluetoothスピーカーが低遅延のコーデックである「aptX LL(Low Latency)」に対応していることに気づいた。

osa030.hatenablog.com

TVの音が聞き取りにくい原因として、TVとの距離も考えられる。最近のTVは薄型なの壁際に設置する為どうしても距離は離れがちだ。その上、TVの内蔵スピーカーの音質自体がよろしくないので音量を上げないと聞き取りやすさが改善されない。ということで、TVの音声をBluetoothスピーカー経由で出力できればスピーカーを手元におけるのでそこまで音量を上げなくとも音質改善につながるのではないかと考えたのだ。

TVの音声をBluetoothスピーカー経由で聴くには

TVをBluetoothスピーカーと接続するには、TV側にBluetoothで音を送信するトランスミッターと呼ばれる機能が必要なのだが、多くのTVにその機能はついていない。我が家のTVに当然ついていないのでTVに接続することでBluetooth送信が可能となる「Bluetoothトランスミッター」と呼ばれる製品を購入することにした。

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Anker Soundsync(A3341)

www.ankerjapan.com

この製品を選んだポイントは以下の通り。

  • 送信(トランスミッター)/受信(レシーバー)に対応
  • ケーブル類が全部ついてくる
  • aptX/aptX LL/aptX HDに対応
  • Bluetooth 5.0
  • 安心のAnker

実のところ、次の製品のほうが値段が安かったので当初候補にあげていたのだが、aptX HDに対応しているほうがTV接続以外にもオーディオ用途で使えそうとSoundsyncにした(オーディオ用途についてはまた後日試す予定)。

ということで、TVの音声を飛ばす用途だけならこちらでも機能的には問題ないだろう。

開封の儀

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同梱物はこの通り。TVとの接続に必要な各種ケーブルもついてるので安心だ。

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大きさはコレぐらい。割とコンパクトだ。

インタフェースとか

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ボタンはこれだけ。電源On/Off、ペアリングはこのボタンで行う。

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送信(TX:トランスミッター)/受信(RX:レシーバー)の切替スイッチ。どちらかのモードでのみ動作する。TVの音声を出力する場合は”TX”にする。

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入出力関連は左から、

  • 3.5mm AUX入力
  • 送信(トランスミッター)光入力ポート
  • 受信(レシーバー)光出力ポート
  • Micro USB充電ポート

TVとの接続方法はアナログとデジタルの2つの方式を選択できる。TVのイヤホンジャックと”3.5mm AUX入力”を付属のアナログケーブルで繋げばアナログ方式で音を出すことは可能だが、余計な変換(TV側でのD/A変換→soundsync側でのA/D変換)が発生するので光デジタル接続と比べるとBluetooth経由での再生時の遅延は増加する。ということで、TV側に光デジタル出力がある場合は光デジタルケーブルで接続するデジタル方式をオススメしたい。

つないでみた

それではTVと接続してみる。

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TVの光デジタル音声出力に付属の光デジタルケーブルをつなげる。

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soundsyncのモードをTXモードにして「送信(トランスミッター)光入力ポート」に光デジタルケーブルを接続。後は説明書の手順に従い、soundsyncの電源を入れてBluetoothスピーカーとペアリングすれば再生準備完了なのだがひとつ注意点がある。
光デジタル接続の場合、(TV側の設定にもよるが)音量MAXでBluetoothスピーカーに出力されるので、Bluetoothスピーカー側で音量調整する必要がある。いきなり接続して大音量でならないように注意しよう。

再生してみた

再生開始。TVの内蔵スピーカーからの音も同時に出ると思うので気になる場合はTVのリモコンで音量を0にしよう。

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このように、BluetoothスピーカーをTVから離して自分の近くに配置することで、TV内蔵スピーカーのように音量を上げなくとも音がハッキリ聞こえるようになった。

ドラマ

試しに人気のヤンキードラマを再生してみたところ、普段では字幕なしでは聞き取ることが不可能なムロツヨシや佐藤二朗のセリフが明瞭に聞こえてきた。おお、これは良いぞ。気になる遅延も低遅延コーデック「aptX LL」のおかげなのか全く気にならない。

音楽

次にYou Tubeで人気のどっちかは夜なPVを再生してみた。TV内蔵の薄っぺらい音とは比べ物にならない迫力の音で思わずノリノリでダンスしてしまった。これなら紅白歌合戦も楽しみだ。

U・キャント・タッチ・ジス

U・キャント・タッチ・ジス

映画

最後に、最新作が話題の映画の第1作を見てみた。サウンドバーに比べるとサイズも小さく、サラウンド再生にも対応していないBluetoothスピーカーにあまり期待はしていなかったのだが、ドラマ同様セリフは明瞭な上、低音の迫力が全然違うのでアクションシーンなどは普段よりも楽しめた。

まとめ

たまたま購入したBluetoothスピーカーが「aptX LL」対応というだけでやってみたのだが、正直ここまで効果があるとは思わなかった。家族全員で映画や音楽番組を楽しむときは勿論のこと、家族が寝静まった夜に音量を上げなくともセリフを明瞭に聞き取れるのはかなり重宝しそうだ。反面、スピーカーのサイズが小さいとリスニングに最適なポイントが狭くなるので、Bluetoothスピーカーを購入する前にTV視聴にも使えるとわかっていたら、もう少し上位のサイズの大きいスピーカーを買っていたのに…とちょっと後悔している。

常時設置しているサウンドバーに比べると、使う度にBluetooth接続する手間は増えるものの、既にBluetoothスピーカーを持っていれば3,000~4,000円程度の投資でこの環境を手に入れられるのはコスパ抜群であると言えよう。ただ、所有しているBluetoothスピーカーがaptXやaptx LLに対応していない場合は遅延が気になる可能性はあるのでそこは頭に入れた上で検討して頂きたい。

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