初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

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JBLの防水ポータブルスマートスピーカー「LINK 10」を購入した



「OK Google. Alexaを売ってきて。」

少し前にAmazon Alexa対応のスマートスピーカーを購入した。

osa030.hatenablog.com

1ヶ月程使用し続けてみた所、ぶっちゃけ

音楽再生以外に使わない。

購入した「Amazon Echo Dot」は、スピーカーといっても音声応答するための最低限のものだけついており、音楽を楽しむにはケーブルかBluetoothで外部スピーカーに接続する必要があるのだが、自分の好みのスピーカーを利用できるので(いちいち接続する手間はあるものの)音質的には満足できるものであった。ところが、肝心の音声操作による音楽再生については正直Alexaさんはイマイチであった。これはAlexaというよりも検索対象のAmazon Music Unlimited側の話なのかもしれないが「Alexa、スピッツをかけて」とお願いするとスピッツの楽曲をシャッフル再生してくれるのだが、必ず

謎の外国人アーティストの曲が入ってくる。

それはともかくとして、「Amazon Echo Dot」への大きな不満は以下の3つ

「いちいちBluetoothスピーカーにつなぐの面倒」

音声で「Alexa、Bluetoothデバイスと接続」と言えば(接続先が待機モードなら)自動的にBluetooth接続してくれるのは便利なのだが、成功率は
4割位。
プロ野球選手なら好成績であるが、スマートスピーカーとしてはどうなんだその成功率は。結局何度も言い直すのが面倒なので手動で接続することが多い。もっとも、最初から「Amazon Echo」等のスピーカー内蔵モデルを購入しておけばよかった話なので自業自得といえばそれまでである。

「常時電源接続が必要なので家の中を気軽に持ち歩けない」

スマートスピーカーのコンセプトとしては"各部屋に配置"して利用なのだろうが、実際に使ってみると沢山買って各部屋に設置したい程の魅力は現時点ではまだ感じられない。勿論、将来的にもっと機能が進化して生活の一部として必要な存在になれば話は別であるが、音楽再生の次に使用する機能がタイマー程度な我が家では各自のスマホで充分な訳である。ついでに言えば、防水じゃないので水回りには設置できない。特に風呂場という一人でのんびりできる空間で使えないのは音楽再生用途では不便。

「手持ち楽曲の再生には対応していない」

音楽配信サービスが一般的になりつつある現在でも、邦楽のとりわけネットは親の敵と勘違いしてるほどの版権管理のうるさい事務所の所属アイドルーティストの曲とかは絶対に配信されないし、ゲーム系の音楽も殆ど配信されてない。自分は洋楽中心なので手持ち楽曲は大抵配信対象なので問題はないが、家族からは(配信されていないので)再生したい曲の選択肢が少ないとの不満を耳にした。確かに自分の好きな曲が聴けないのは辛いし、再生できるようになればお小遣いでスマートスピーカーを導入したお父さんの好感度アップにも繋がる。

てなことを色々と思っていたら、オーディオ界では有名な「JBL」からポータブルのスマートスピーカー発売とのこと。シカーモ
防水。

JBL LINK 10

JBL LINK 10/JBL LINK 20は「Googleアシスタント」搭載なので、「OK Google」という掛け声とともに話しかけると、天気や、交通情報などの質問に対する回答を対話形式で応えます。
また、コンパクトながら、高性能フルレンジスピーカーを2基搭載し、パワフルで迫力のあるJBLサウンドを実現。加えて、ポータブル設計かつ、ウォータープルーフ(IPX7)に対応しているため、キッチンや浴室など水しぶきが気になる場所に持ち出して音声操作や音楽再生ができます。

JBL LINK | Bluetoothスピーカー | JBL by HARMAN

youtu.be


初の防水スマートスピーカーということもあり、各サイトでもレビュー記事が公開されている。

【レビュー】スマートスピーカーにJBLサウンドと“ポータブル”の価値。JBL LINK 20/10 - AV Watch
ASCII.jp:Google Homeではない、第2の選択肢「LINK 10」を使う (1/2)
ポータブル+防水、音にもこだわり抜いたJBLのスマートスピーカー「LINK 20/10」レビュー (1/2) - PHILE WEB

これらを読んでみて、機能や音質的に満足できそうだったので、店頭で実機を確認して試聴した後に…

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購入。

開封の儀

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パカッ。

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中身はこんな感じ。本体と充電用ケーブルのみで充電アダプタはついていない。

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色は「ブラック」と「ホワイト」の2色展開なのだが、店頭で見る限りだとアクティブ(音声受付中)時に点滅するLEDライト(上部の"○○○○")が白だと点灯状態がわかりにくかったので「ブラック」を購入。

使ってみた

ということで、5日間使ってみた感想を良い点から。

音が良い

以前、Bluetoothスピーカーを購入した時にJBL製品も候補のひとつとして店頭で試聴していたのだが、その時の印象は悪くはなかったものの、店頭という賑やかな場所での限られた時間で試聴では本来の良さがわからず、価格的にそこまでの価値を見いだせなかったのだが、今回LINK 10を自宅で音楽を聴いてみたところ、サイズの割にしっかりした音を鳴らすのだなと感心した。音の味付けも飽きのこない自然なサウンドなので長時間聴いていても疲れない。勿論、音量を上げれば「Amazon Echo Dot」で利用していた据え置きタイプのBluetooth対応スピーカー(CMT-X7CD)には劣るものの、ポータブルスピーカーとして考えれば上出来である。
このように、スピーカー単体としての性能も優れているのにくわえて、スマートスピーカーは自分で直接楽曲を再生することができる。Bluetoothスピーカーの場合は、スマホ等で再生した音をスピーカーに無線で転送する為に「再圧縮と復元」という余計な過程が必要となるので音質の劣化は避けられない。その点、スマートスピーカーはその工程が不要なので音質は劣化しない分だけBluetoothスピーカーよりも音がよいのである。
つまり、元々音質の良いBluetoothスピーカーを作ってきた実績のあるJBLがスマートスピーカーを作れば音質が悪い訳がないのだ。

無料で自前の楽曲を再生できる

"Google Assistant"が対応している音楽配信サービスのひとつである「Google Play Music」。Google Homeに関するブログ記事の多くでは定期購読しないと利用できないような記述が見受けられるが、実際には無料版も利用可能である。但し、当然ながら無料版で再生できる曲は自分の所有してる楽曲のみとなる。「Google Play Music」の無料版は、50,000曲迄自前の曲をクラウド上にアップロードすることができ、アップロードした楽曲は"Google Assistant"対応スマートスピーカーで再生できる(アップロードした後にプレイリスト登録しないと検索されないという説あり)。冒頭にも書いたように、音楽配信サービスで提供されていない国内楽曲もまだまだ多いので自前の曲が再生できるのは"Amazon Alexa"対応スマートスピーカーに比べると大きなメリットである。

Chromecast built-inに対応している

「Google Home Mini」を除く、単体でスピーカー再生可能な"Google Assistant"対応スマートスピーカー製品は全て「Chromecast built-in搭載」を搭載している(はず)。

Chromecast built-in スピーカーには Chromecast built-in が搭載されているので、モバイル端末からお気に入りの音楽やラジオ、ポッドキャストをスピーカーにストリーミングできます。

Chromecast built-in - オーディオ

簡単に言うと、LINK 10に再生させる曲をスマホで選択できるということ。スマートスピーカーなのだから直接音声操作すればいいではないかと思えるのだが、音声操作による音楽再生は

正直ストレスだらけ。

LINK 10購入前は”Amazon Alexa”の音声認識の精度の問題だと思っていたのだが、"Google Assistant"にしても大差はなかった。これは検索先の音楽配信サービスの問題も大きいと思われる。冒頭のスピッツの件は、恐らくアーティスト名でマッチした楽曲を全て再生対象としてしまうことが原因だと思われるが、LINK 10で「OK Google、Spotifyで小田和正をかけて」とお願いすると

全く知らない奴の曲がかかる

Spotifyで自分で「小田和正」を検索したら理由がわかった。
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ついでに「ラブストーリーは突然に」で検索するとこう。
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ようは、スマートスピーカー君はキーワードをそのまま音楽配信サービスに投げているだけなのだ。この問題、実は自前曲をアップロードした時がもっと大変なのである。音楽配信サービスは検索にマッチングするようにキーワードがゆらいでも正しい結果が得られるように工夫されているはずなのだが、アップロードした楽曲に関しては恐らく曲に埋め込まれている情報(アルバム名、アーティスト名、曲名)のみしか使えない。以下はアップロードした曲を自分で選曲した後に「OK Google、この曲は誰の曲?」と聞いた時の結果である。

アーティスト 回答
10-FEET じゅうふぃーと
THE RICECOOKERS ざ・あーるあいしーいーしーおーおーけーいーあーるえす

つまり、「OK Google、○○(アーティスト名)の曲をかけて」で目当ての曲を正しく再生させるにはスマートスピーカーが認識している名前を意識して伝えなければいけないのだ。そんなの
無理ですやん?
ということで、アップロードした曲を音声操作で再生するには、誤読されないような簡単な名前でプレイリストを作成してそこにつっこんでやるのが楽ちんなのであるが、大味にならざるを得ないので自分の意思で好きな曲を再生したい場合はスマホから指定するほうが楽である。それならばぶっちゃけスマートスピーカーじゃなくてBluetoothスピーカーでいいんじゃないのという意見はごもっともなのであるが、そこは「どうせ聴くなら音質が良いほうがいいに決まってんだろ!」という若干キレ気味の回答をしたい。

続いては、残念なところ

「Amazon Echo Dot」に比べると音声認識がシビア(な気がする)

LINK 10のマイクはスピーカー上部の操作部分に2箇所あるのだが、スウィートスポットが狭い感じだ。部屋の隅に設置した状態で少し離れた場所から話しかけると反応しないことがあり、声量を変えても改善されなかったことから、声量はあまり関係なくどうもマイクの拾える角度的な問題に思えた。そもそもの製品コンセプトとして、ポータブルなので身近に置く前提なのかもしれないが、遠目から音声操作する場合は認識されやすい角度を意識したほうがよさそうだ。

「Google Home(Mini)」と同じではない

「Amazon Echo Dot」は"Amazon Alexa"に対応したスマートスピーカーに対して、「JBL LINK 10」は"Google Assistant"に対応したスマートスピーカーである。

Google アシスタント - あなただけの Google

"Google Assistant"対応スマートスピーカーといえば、Goolge公式の「Google Home (Mini)」が有名であり、「Google Home(Mini)」でできることは他の全ての"Google Assistant"対応スマートスピーカーでできると思われがちだが、
実際はそうではない。
ということを、自分も買ってはじめて知った。実際に「Google Home」を持っていないので全てが確認できている訳ではないのだが、現状できてないものを以下に記す*1

  • 「"ねえ、Google"は反応しない」

各サイトのレビュー記事でも指摘されている事項だったので自分も購入前から把握しており、"OK Google"で操作できれば問題無いと思っていた。ところが、実際に使ってみると
"OK Google"は長い。
「Amazon Echo」は"Alexa、○○して"だったこともあり、いちいち"OK Google、○○して"と言うのは少し億劫だ。発音する文字数にしたら4文字(アレクサ)と8文字(オーケーグーグル)で倍も違う上に、普段から"OK"という言葉を文頭につける文化に慣れていないのではじらいがちだ。現時点は音声認識の精度も100%という訳でもなく、マイクの音声認識精度の問題もあるので、何度も"OK"を連呼しているとそのうちトゥギャザーしようぜと言い出しかねない。ということでルー化防止の為にも"ねえ、Google"は使えると嬉しい。欲を言えば自分の好きな名前を付けられたらいい。

  • 「マルチユーザ機能に非対応」

実のところ"Amazon Alexa"から"Google Assistant"に乗り換えようとした大きな理由の一つがこれだった。

Voice Match なら複数のユーザーを Google Home デバイスにリンクできるので、家族や友だちと共有できます。Voice Match の設定が完了すると、そのユーザーに合わせてカスタマイズされた情報(通勤所要時間やその日の予定、お気に入りの音楽など)が返されるようになります。1 台の Google Home で Voice Match を使用できるユーザーは、最大 6 人です。

Google Home で Voice Match を設定する - Google Home ヘルプ

我が家は家族全員がAndroidアカウントを持っているので、それぞれの声を登録すれば各自の予定の読み上げや各自がPlay Musicにアップロードした楽曲を再生できると思っていたのだが、実際にGoogle Homeの手順を参考に試したがうまくできず、最終的にメーカーに問い合わせしたところ「マルチユーザ機能に非対応」と回答を貰った。まあ、LINK 10がマルチユーザ機能に対応していたとしても、1台のPCからGoogle Play Musicに楽曲アップロードできるのは2アカウント迄に制限されているので、1台しかPCがない我が家で4人分のアカウントのアップロードは無理だったのだが*2

終わりに

久しぶりに記事を書いたら随分と長くなってしまったが、LINK 10を購入したことは後悔してない。息子氏には「絶対1ヶ月後にはメルカリで売ってる」と予言されたがそんなことはしない、多分だ。
なんだかんだポータブルで高音質で音楽を楽しめるのは便利だし、音楽聴きながらタイマーセットできるのは便利だよ、スマホでもできるけど。ついでに言えば「OK Google、(曲を)スキップ。」を"素敵"と勘違いして「貴方も素敵ですよ。」と回答するのもまんざらでもないので許す。
JBLの防水Bluetoothスピーカーの実売価格が1万前後なので、それに5000円程加えたら"Google Assistant"に対応したChromecast built-in スピーカーが買えると思えばこれはお買い得であるし、ポータブルで防水なスマートスピーカーは色々と活用シーンが多そうである。

ということで、公式以外の"Google Assistant"対応スマートスピーカーを購入する際は、自分が欲しいと思っている機能をどこまでサポートしているかを事前に確認したほうがよさそうだ。勿論、現時点では対応してなくても将来的にファームウェアアップデートで対応してくれたら嬉しいのでJBL様には是非ともご検討頂きたいところである。

本製品、現時点では大人の事情でAmazonからは購入できないようだ。ということで近くに製品を取り扱う量販店がない場合は公式直販サイトやヤフーショッピングをどうぞ。

公式直販サイトはこちら。


ヤフーショッピングはこちら。

*1:将来的にアップデートで対応される可能性もゼロではない

*2:VMをブリッジでアレしたらイケそうな気はするとかそういう話はよくない

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