ロスレスとロッシーな音源を聴き比べてみた
前回のロスレスな定額制音楽配信サービスを試してみたのだが...
osa030.hatenablog.com
違いがイマイチわからんのでちゃんとテストしてみようかなと思いました。
日本ではサービス開始されていない「TIDAL」というロスレスな定額制音楽配信サービスが、ロスレスとロッシーな音源の聴き比べサイトを公開していたようなのだけれども、現在サイトはクローズされている。 自分で音源を用意するのは面倒なので、他に良いサイトはないかと探してみたらいい感じのサイトを発見。
テスト方法は「ABXテスト」と呼ばれるダブルブラインドテスト。ロッシーとロスレスな音源をランダムに「A」または「B」に設定し「X」にはAとBどちらかが設定される。ABXの全てを聴き比べて、XがAとBのどちらかを聴き当てるというもの。全5曲で試行回数は5回から20回まで用意されているが、今回は5回でチャレンジしたが、早送りをしないと計25回聴くので1回のテスト終了まで1時間弱かかる。
このサイトはTIDAL同様の聴き比べに加えて、色んなロッシー音源の聴き比べができるよう音源が用意されている。
今回は以下の音源で試してみた。
- The iTunes test
- The Spotify HQ test
聴き比べてみた
ABX High Fidelity Test - Spotify HQ edition
普段聴いているSpotify Premiumで提供されているのと同じ320kbpsのVorbisをロッシー音源として用いるテスト。これで聴き分けできればロスレスの定額制音楽配信サービスのほうがいいってことになる。結果は....
聴き分けられませんでした。
ABX High Fidelity Test - iTunes edition
Apple Musicで提供されているのと同じ256kbpsのAACををロッシー音源として用いるテスト。Vorbisの320kbpsよりもAACな256kbpsのほうが音質が悪いとされているので、流石にこれはわかるだろう。結果は....
聴き分けられませんでした...。
で、でもさっきよりも正解率上がってるし?
ABX High Fidelity Test - Spotify HQ edition (再)
あ、加齢で高音域が聞こえにくいの忘れてたわー。そんなポンコツな耳を補正してくれるアイテムがコチラ。
簡単に言うと、聴覚検査の結果を元に聞こえにくい音域をイコライジング補正してくれるアンプだ。今回のヘッドホンで測定した結果はコチラ。
どちらの耳も12500kHzと4000kHzがちょっと弱っている。ロッシーとロスレスな音源の違いは高音の艶やかさに如実に現れそうだと勝手に思い込んでいるので、AUMEOで補正すればきっと違いはわかるはずだ、いやわからん訳がない。それなりのお値段のヘッドホンとポタアンなんだぞ。はたして結果は…
聴き分けられませんでしたァアッ!。
AUMEOで補正することによって正解率は上がったものの、ロスレスとロッシーの違いがわかっていると判断できるほどの正解率には達することはできなかった。ああそうかい、やっぱりこれくらい買わないと違いはわからんてことだな…。
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