初老のボケ防止日記

おっさんのひとりごとだから気にしないようにな。

GWはドライブを満喫しました。

久しぶりのロングドライブは疲れました。


コロナ禍3年目のGW、3年ぶりに緊急事態宣言がない大型連休となったこともあり、人出は過去2年に比べると大幅に増えたそうだ。

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自分も、しばらく我慢したのでそろそろ頃合いだろうと、以前からGW中のドライブの計画をたてていたのだ。























「グランツーリスモ7」。

1年半前に手に入れてから、これまで遊んだのは唯一サメが主人公のオープンワールドゲームだけで動画再生マシンと化していたのだが、遂にマトモにゲームをプレイする日がやってきたって訳ですよ。

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グランツーリスモ(以降、GT)シリーズを遊ぶのは、PSで1997年に発売された初代GT以来である。何故それ以降のGTシリーズをプレイしてないのかと言うと、自分はリッジレーサーのような非現実的な挙動なレースゲームが好きでリアルな挙動を追求したGTだとまともに操作することができず当時もライセンスを取得できず途中で投げ捨ていたのだ。

それなのに、どうしてまたGT7をということなのだが、PS5が発売されてからそれなりに経過しているにもかかわらずPS5の性能を活かしたゲームタイトルは実のところまだ少ない上に最近のゲームは操作が複雑でうまくプレイできる自信がなかったのだが、レースゲームならばそれらに比べたら操作で問題になることはない。くわえて、初代GTプレイ時は自動車免許取得もしてなかった自分も今や立派なゴールド免許保持者である。つまり、今の自分であればGT7もプレイできるに違いないであろうという雑な理由からである。

早速、GW初日にプレイしてみたのだが、一番の懸念であった操作性については初代GTにはなかった「アシストセッティング」なる機能がGT7には存在しており、自分のレベルに応じて設定を行うことでGTシリーズに不慣れなプレイヤーでもゲームを楽しむことができるようになっている。

GT7 オンラインマニュアル「アシストセッティング」

これが非常によくできており、アシストプリセットで「初心者向け」とした場合の操作感は初代GTよりもリッジレーサーよりであった。程なく"オートドライブ(ブレーキ+ステアリング)"だけオフにしたが、"走行ラインアシスト(ドライビングマーカー+ドライビングライン)"や”プレーキングインジケーター"、"ブレーキングエリア"はコースを熟知しなくてもそこそこ走れるので最後まで有効とした。

さて、実際にプレイしてみて驚いたのは、PS5のコントローラである「DualSense」の凄さである。DualSenseには、没入感をもたらす”ハプティックフィードバック”と、抵抗力を変化させる”アダプティブトリガー”が搭載されており、GT7をDualSenseでプレイすると速度に応じてアクセルやブレーキの重さが変化し、縁石に乗り上げた時のゴツゴツ感などの路面状況も手に伝わってくるのだ。恐らく、PS4でも似たようなフィードバックはあるのだろうが、より高次元な体験ができるのはPS5だけであろう。一番ビックリしたのは首都高を模した東京ハイウェイを走った時で、実際に高速道路を走った時の突き上げ感がコントローラ越しに伝わってきたのはこれまでレースゲームで感じたことのない感覚であった。ゲーム自体も、レベルに応じたミッション(メニュー)をこなしていく「カフェモード」のおかげで無理なく進めることができ、途中で「こんなの無理ッ!」と心が折れて投げ出すこともなかった。

さて、ここまで面白いと感じると気になるのがハンコンこと「ハンドル型コントローラ」である。ハンコン自体はGT7専用という訳ではなく昔からあるのだが、ハンコンの設置を考えるとこれまで購入する程の気持ちが高まることはなかったのだが、幸いなことにコロナ禍により自宅に仕事用の机とモニターと椅子が導入済である。

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つまり、この環境にPS5を持ってきてハンコンを設置すればOK…





















買っちゃった。

T248 - | Thrustmaster

最初はLogicoolの「G29」という製品でもいいかなと思っていたのだが、Amazonのセールを逃してしまったので定価が買うのもちょっと癪に障る。色々と調べた結果、仏Guillemot社の「Thrustmaster」の製品が評判が良いことを知った。安物を除くハンコンには、実際に路上を走っている感覚を再現するフォースフィードバック(FFB)と呼ばれる機構が備わっており、Logicool製品はギア式で、Thrustmaster製品はベルト式である。リアルさはベルト式が上だがその分価格は高くなる、と悩ましいのだが、Thrustmasterのエントリモデル「T248」はギアとベルトのハイブリット方式とすることで従来モデルよりもコストを抑えているらしい。確かに値段は上位モデルと比べたら高くない、いやでもハンコン自体そもそもが高い…と悩んでいたらGWが終わってしまうので酒で理性を失ったことにして「T248」をポチった。


ハンドル後ろにパドルシフターがついており、これでギアを操作できる。オートマ限定免許の自分には十分である。もっともGT7はATのままプレイしたので操作することはないのだが…。


ハンドルには固定用のクランプがついているので


このように机に固定できる。


机下にペダルセットを配置して完成だ。なお「T248」のペダルセットはかなり評判がよく、特にブレーキの加減が絶妙とのこと。その理由は


このスプリングにある。


製品にはSoftとHardの2つのばねが付属しており、クッションリングを組み合わせることで4種類のセッティングが可能になっている。ところが、Softでもかなり固く、ブレーキを強く踏むとキャスター付きのオフィスチェアの場合後ろにすべってしまう…。


Amazonの口コミで他のばねに替えたというのを見たのでホームセンターで適当にばねを買ってきた。


交換したらとってもソフトで椅子が後ろに滑りにくくなりました。カジュアルに使う分にはこれでもOKではないか。


それでもやっぱり急ブレーキだと滑るのでキャスターを固定するゴムを別途Amazonで購入。

環境が整ったので、ハンコンでGT7をプレイしてみたところ、当初はコントローラのほうが圧倒的に速く走れたのだが、慣れてくるとコントローラで操作した時と同様のタイムが出せるようになった。ハンコンを使うのは今回初だったが、20世紀の頃にゲーセンで体験したものよりも数段上の出来栄えで感覚としては実車を運転しているほうに近い。特に、ハンドルは走行中にかかるFFBがDualSenseとは比べ物にならないほどパワフルなので両手でしっかりハンドルを握って操作しないとイメージ通りに曲がることはできず、長時間プレイすると翌日腕がだるくなる程だった。

そんな訳で、今年のGWは久しぶりにドライブを満喫することができたのだけれど、GW明けたら当然仕事なのでハンコンを外さねばならず、外したら付けるのが面倒になってしまった。ありがとう、ハンコン。さようならハンコン。

【PS5】グランツーリスモ7

【PS5】グランツーリスモ7

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